その鈍感さが今となってはいとおしい(笑)。

昔好きだった人と、某SNSを通じてぼちぼちメールを送りあったりしてる。

で、この前、自分の仕事の話を書いたついでに「A君(仮名)って、日本文学専攻
だったけど、私より英米の小説読んでたよね。たとえば○○とか××とか・・・」と
読書の話をメールしたら

「そうそう、あのへん好きで読んでたよ。そんなこと、よく覚えてるね!」と
素朴に驚いてるような返事が。

あのー・・・勇気出して必死で貸してもらって意味分かんないけど頑張って読んで
お手紙に感想書いて返したりしてたんだけど、全部忘れてるんかいっっ!と
一瞬、ムキーとなりかけたけど、なんだかにやけてしまった。彼の人徳である。

自分としては、彼については、本を借りたり、映画に誘ったり、もう、ありえないくらい
積極的にあれこれしてみたけと、ずっと友達状態だったので「あータイプじゃ
ないので、うまいことヒョイヒョイとぼけてるのね。さみしいけどしょうがないわ」と
思ってたけど、ほんとに私にアプローチされてた自覚がどうやらないらしい(笑)。

当時は「にぶいのか、それともかわされてるのか」とかなり悩んだけど、
にぶかった、に100パーセントだ!

で、当時の彼は、20歳そこそこの男の子だったんだし、
今となっては、自分が30代半ばになって振り返ると
その鈍感さがむしろキュートだなあと思う。めちゃめちゃ押されてるのに
気づかずに本を貸してくれたり映画に行ってくれたりするぼんやり感が
非常に男子!って感じで良い。

「最初から俺ラブだっただろう」と勘違いしてるモテさん(初対面のときすごく
嫌いだった、といったら、「いや、それは意識しすぎてそう言い聞かせてた
だけだね」と断言する素っ頓狂な人)みたいな人より、ほんとはこういう
ぼんやりしてるけど芯が聡明で男らしい人がタイプなんだよね。
私が楽しそうに暮らしてるので「理想の人と結婚した」と思われがちだけど
大番狂わせに実は近い(笑)。

そういえば「番狂わせ」って言葉は、出版や放送コード的にどうなんだろう。
「狂う」っていう言葉の扱い、結構丁寧にすべし、となってるんだけど。
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by tohko_h | 2010-07-06 17:59 | drops of my days