「今朝の春」 高田郁
2010年 09月 19日「今朝の春」 高田郁
洪水で親を亡くして大阪から
江戸に出てきた少女・澪が、
病で娘をなくした店主や、
人情に厚い長屋の人々、
一風変わったお客などに
助けてもらいながら
美味しい料理を発明する、
人情料理人シリーズ。
早くも第4弾。ちょっと
マンネリの巻だったかな、
と思いつつ、澪の思い人の話、
幼馴染でおいらんのあさひ太夫の話など、続きが気になり
次の1冊を待つようなエピソードがたくさんあり、やっぱりまだまだ
このシリーズ追いかけたいな、と思うのでした。澪が恋愛にのめり込んで
仕事をおろそかにする、なんてことはないので、職人の成長ものとしての
清清しさは相変わらず。
定価620円→実感価格680円(≒110%)
※これまでのシリーズ作品※
シリーズ1冊目「八朔の月~みをつくし料理帖」
シリーズ2冊目「花散らしの雨~みをつくし料理帖」
シリーズ3冊目「想い雲」