3月14日(月)

3月14日(月)
ただでさえ、月曜日は、大抵、会社行きたくない病の
ピークになる。というか、やめたい病ってレベル。
さらにこの日に限って言うと、こんなに日本が大変なときに
雑誌なんて娯楽のための仕事をするために出かける意味が
分からない…自衛隊や警察の人みたいに人を助けたり、
何か物を作るというのと比べると、こういう時期の社会に
おいて、ほんと資源の無駄じゃないか、とさえ思ってしまう。
当たり前にすごすことが大事という意見をネットなどで
見かけたりもしたけど、当たり前に仕事をきりもりすることが
緊張感あふれる日本においてとても生ぬるく思えてドンヨリ。
こういうとき「私は編集になりたかった」という強い思い入れや
信念がない人間は弱いっすね。

が、それはそれ。会社員としての責任感で出勤。お昼頃に
行ったので、電車の混雑などは特に経験せず、実感が薄い。
東京都下や神奈川などの人たちは電車が動かずお休み。
会社では、先週末に16時半に解散した後どうすごしてたか、
帰ったのか、という話をお互いしあう。何人かは編集部で
泊まったらしい。とりあえず私鉄の本数などが異様に少ないので、
打ち合わせとか出来上がってる原稿を取りに行ったら帰ってこられ
なくなるかも、ということで普段はケチってるけどバイク便を
使う(笑)。ちなみに会社は節電モードで部屋の蛍光灯を半分だけ
つけ、暖房は全部切ってる。あっというまに20時。
忙しいときなら普通の残業時間(そして今は忙しいとき)なんだけど
皆がとても早く引き上げたので、なんともいえない感じ。

やっと手持ちの仕事が終わったところで、会社を休んでる
同僚(地震関係なく体調の関係で長期の休みを取っている)から
携帯にメールが入り、仕事をひとつ頼まれる。封筒に物を入れて
ちょっとメモ書き添える、みたいな単純な仕事だったから
引き受けたけど、所要時間5分ほどだけど、普段だったら
もしかしてそんなのヨユーだったのかもしれないけど…
お互い「早く帰ってください」「気をつけて」と言い合い
少しでも早く家路に着くのがよし、という雰囲気になってる
ご時勢に、人に残業を20時に上司でもないのに頼むって…と
メールに気づかなかったフリ(携帯マナーモードにしてるので
よくあることだし)をしようと思ったけど、できなかった自分。
性格が悪い分だけ、性格が悪そうな行動が堂々と取れずに、
心のこもらない偽善っぽい選択肢を選んでしまういちばんダサい
へタレだ。

人の仕事のためだけに残業が伸びたのというのが不愉快だったので
(これは割と地震関係なく有る。自分の仕事で1日が終わった!と
実感できるかどうかって、意外と心理的に差が出るんです翌朝とか)
めんどくさい、と放置してあった原稿書きの仕事を一気にやる。
雑誌の文字のページと、ホームページ用の文章。お見舞いの言葉、
大げさすぎると何かに酔ってるみたいでかえって白々しいし、
でも、文例集そのまま、みたいな他社の似た文章をつぎはぎしても
ダメだし、と、普段の5倍くらい時間がかかった。

結局深夜残業になったのでタクシー帰宅。長い1日。
でも、いつもの仕事相手と電話とメールをしたりしてると少しは
気持ちがほぐれた。会社のテレビはNHK(自宅では私は見ない)。
確かにこういうときはNHKっていう人の気持ちも分かった。
ビールを1缶飲んでしまった。おつまみはかにかま。
計画停電エリアに入ってないところに家があるのですが、それでも
暖房も灯りもつける気にならず、そのかわり、PCとテレビは
許してね、と誰にも見られてないのに言い訳して、寝た。
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by tohko_h | 2011-03-20 19:21 | drops of my days