最近、忘れられがちなことについて。

鎮 静 剤
              マリー・ローランサン
                  堀口大學 訳

退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です。
悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です。
不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です。
病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です。
捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です。
よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です。
追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です。
死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。


この詩によると、私は、死んだ女以下なのかもしれません。
このごろの私の存在感は薄く、夫に、すっかり存在を忘れられて
しまっています。
夫は、赤いセーターが似合う自由奔放なあの人に夢中だから。
その名はマリオ。
きのこを踏み潰してまっすぐに歩き、お金に困れば路上の
コインをチャリンチャリン拾い、火の玉をぶん投げてまっすぐに進む、
元気な彼に首ったけなのです。
昨夜もそうでした。
寝苦しい熱帯夜。しかも、昼間に沢山飲んだ水出しコーヒー(まろやかで
普通のアイスコーヒーよりおいしい。お薦めです)のせいで目がどんどん
冴えていく夫と私。
夫は、お風呂上りに、お気に入りのソファに座り、DSの電源を入れて、
マリオとの逢い引きに夢中。私もさっとお風呂に入り、PCでネット遊び…
なんて、実は、夫がゲームにはまっててくれたほうが嬉しいんです(笑)!
いいぞーマリオー、その調子!って感じ。
パソコン長時間いじっていても読書しててもほったらかしにしておいてくれて気楽☆
しかし、夫は「そこにアンタがいることを忘れてないからねっ!」とアピールして
おきたいのか、ゲームに集中しつつ、15分に1度くらいのペースで
「お風呂入った?」と何度も訊くのです。私も「また?」と思いながら面倒なので
「うん、さっきね」と答えて、本の中の世界へ…
しかし、さすがに4回も5回もおんなじことを訊かれるとだんだん面倒になってきて
ついに5回目で「お風呂はあなたがゲーム始めてすぐに入ったし、もう5回
訊かれたよ」と言ったら「ウソ…」(といいつつ手はゲームから離さない(笑))と
絶句する彼。というわけで、マリオに夢中な夫は、なかなか愉快なのでいいけど、
そのDSLiteは、私がネットオークションで死闘を繰り広げて手に入れたものだし
マリオだって自分で買ったんだけどなぁ…すぐに飽きたけど(笑)。
というわけで、私が忘れつつあったDSに夫がハマり、私が「忘れられた女」に
なりつつあるのでした・・・いや、存在はたまに忘れてもらってもいいんですが、
何を言ったかは、覚えておいて欲しい・・・毎回返事するのは、かったるいから!!

ちなみに昨日のランチは、夫の作ったペンネのトマトソース味。このあと
夜はエビを足してまた食べました。
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by tohko_h | 2006-07-31 21:02 | drops of my days