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浅田次郎インタビュー@めざましテレビ

普段は、やじうまワイド→スパモニ!と、テレビ朝日を朝はつけてることが
多いのですが、今日は偶然フジテレビで「めざましテレビ」を少し
かけていて、浅田次郎さんのインタビューをやってたので見ました。

最近だけでも「地下鉄に乗って」「椿山課長の七日間」が映画化、
懐かしいところだと、健さんと広末涼子ちゃんの「鉄道員(ぽっぽや)」や
「壬生義士伝」あたりも映画化済み、来年は妻夫木くん主演で
「憑神」(私は未読ですが)が映画になるらしいです。
で、なぜ浅田作品は映画に次々となるのか、という疑問を著者に
ぶつけると
浅田さん「予定調和で「こいつがこうなるのかな」と思った通りに
話が進んで、どんでん返しがあるかな、と思っても無くてそのまま
ラストまで行くから、それが気持ちいいんじゃないですか?」とクールな
お返事。たしかにベタな盛り上げ方が多いです。でもそれが心地いい。
制作側からすると、あまり口を出してこない(映画化の許可を
出したら、あとはお任せだそうです、ほとんど)というのもあるらしい。

たまたま、浅田作品に「軽部」という名前の人が2度出てきた、という
ことから、フジテレビの蝶ネクタイ軽部が「僕をモデルに?」と
図々しいことを聞いてましたが(もちろん「ああー名前一緒だよ」と
言われるまで浅田さんは気付かなかったわけですが(笑))
そこから「どうやって浅田さんは小説のキャラクターの名前を
つけているか」という話になりました。3つの条件があるそうです。

1.知り合いに同じ名前の人がいないこと。
どうしてもその知り合いのイメージがついてくるので。

2.読み易いこと。
確かにシンプルな名前の人たちが多いです。中国語ができない私でも
「蒼穹の昴」のキャラ名は自然に入ってきました。

3.画数があまり多くないこと。
浅田さんは、手書きで原稿を書くので、ケッタイな漢字を使った名前は
登場人物につけないそうです(笑)。

ところで、最近、平凡じゃないけどカッコいいなーと思った名前が
あるんです。鹿児島工業の(また甲子園ネタ・・・)バッテリーなんだけど
ふたりともそのまんま小説の登場人物名になりそうな絵になる名前
(活字にしたときにカッコいいっていうか~)なんです。

エースが、榎下陽大くん。
キャッチャーでキャプテンの、鮫島哲新くん。
「ヨーダイくん」に「テッシンくん」ですよ。まんま少女漫画の世界から
抜けてきたような素敵な名前(またはボーイズラブでも可)。
しかも、エースの榎下君の名前は明るくて元気な主人公風
(実際の榎下くんはエースの割に控えめな男の子らしいんだけど)、
対する鮫島くんの名前は、少しクールなライバル風だし。
私が小説家だったら、このふたりから名前を拝借したいです。

ていうか、こういう名前の彼氏だったら、もう、付き合いだしたその日から
名前を呼ばせてもらいます。付き合った人や好きになった人の名前って
呼んだことが無いので、30過ぎててもいまだに名前呼びは憧れの領域(笑)。
学生時代付き合ってた人は、名前は小僧風でやんちゃで可愛かったけど
当時で30歳に見えるほど落ち着いた顔で名前と顔があってなかったし
今の夫は逆に、愛嬌はあるけど名前は無愛想で呼びにくいし、
本人呼ぶなっていうし・・・一生異性の名前を叫ぶことなく朽ちていくのね私
(叫んだことがあるのが横浜アリーナだったりするのがさみしい(笑))。
by tohko_h | 2006-11-21 13:46 | watching