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NO ビューラー NO LIFE

どこかのアンケートによると、女子に「無人島にひとつしか
メイク関連のものを持っていけないとしたら?」と聞くと
マスカラ、あるいは、ビューラー、と答える人が多いと
聞いたことがある。

まつげをくるんと上げるビューラー。

ポーチに入れるとかさばって邪魔だけど、持ち歩かずには
いられないアイツ。

確かに私も、時間が無いときは省略するけど、そうじゃなければ
ぎゅ・ぎゅ・ぎゅー、と、3段階くらいでまつげを持ち上げては、いる。

しかし、リビングで(テレビがリビングにしかないので)
ビューラー作業をしていると、家人が必ず言うひとこと。

「まつげ、持ち上げないほうがいいと思う」

え?

どれだけ上がるか、どれだけ扇のように、孔雀の羽のごとく
ぱらーんと華麗に広げるか、って、大事なとこなのにー!

「だって、くるんとしたいんだもん」とムシして続行すると
彼は、いやみったらしくメガネをはずし、自分のまつげを
ひっぱって、まっすぐにのばそうとして見せる・・・

そう、家人のまつげは、生まれる前から永久ビューラー状態で
くるんと愛らしくまるまっているのです。
しかも、目を閉じるとまつげの密度が高いため、
アイラインを引いてなくても生え際が真っ黒。
よくできたつけまつげをつけてるみたいなんです。

しかし、本人は大真面目に、

「イヤだ、このカーブ」と、まっすぐを夢見ているのです。

カーブがイヤだなんて、バッターボックスに入った打者じゃ
あるまいに、ふざくんな!!(ふざけんな、の誤植じゃないんです。
「女帝」で加藤ローサが熊本弁としてこう言っていた…)

さらに、

「まつげがメガネにあたるので、すぐにメガネが汚れてイヤだ。
君くらいのこぢんまりとした量と長さでいいんだけどな」とのたまう。

まっすぐなまつげのほうが伏目がちっていうか、大人っぽくて
シックで好きだなー下向きに生えてるのがいいよ、と彼は
本気で思っているのでした・・・

女子の敵!

わ、私のビューラーは、SUQQUの一時は予約しないと買えなかった
日本人の薄いめもとにぴったりの2000円もするやつ!
伊勢丹で予約して必死で手に入れたシロモノ。
それをあっさり「いらない」と言う彼。ひどーい。

というわけで、悪いことをしているわけじゃないのに
こそこそとビューラーをしているのでした。

メイクや服って女子ウケと男ウケが違うことが多いというのは
常識ですが、こういうとき、ちょっとめんどくさいです。
by tohko_h | 2007-09-20 23:24 | favorites