卒論でボーイズラブ・・・

今日は実家の母のところに遊びに行きました。すると

「この前、家をちょっと掃除してたら、あなたの卒論が出てきたよ。
久しぶりに読む?」と手渡されました。

私の担当の先生は「原稿は手書きじゃないと受け取らない」という
掟のある教授で・・・いや、もしワープロオッケーだったとしても、
私そのころ、キーボード打てなかったんですよね。当たり前のように
今こうしてブログをほぼ毎日サクサク書いたり仕事でも日本語を
スラスラ入力できているのがあの頃の私からみたら奇跡のようだ。

まあ、話はそれましたが、ともかく、原稿用紙189枚、自分の
へたくそな字で、資料のつぎはぎみたいな内容もショボい卒論
(実際に点数も悪かった)を久々に見る破目になったのです。

誤字もそれなりにあり、文章もしっちゃかめっちゃかで、本当に
闇に葬りたくなるようなシロモノなのですが・・・

一番恥ずかしかった誤植は、なんと、200枚近い論文の
3P目に登場。

これから取り上げようとしている人物の人となりをざーっと
紹介して「はじめに」と序章っぽいのをつけてるんだけど
(枚数稼ぎのため。たいして必然性がないのは子供が読んでも
わかる)、そこで、すごいのをやってました。

その人物(神父さん)が、志に燃えて、貧しい人たちのために
学校を設立しようとした、ということをカッコつけてこう書いていた
(※文章が超ヘタなのは見逃してください・・・)

「彼は、彼なりの方法で、その胸に正義漢を抱いて、貫こうとしていた。」


はい、ここで国語辞典。
【正義】正義を尊ぶ感情。不正なことを見て義憤を感じる気持ち。
【正義】正義を尊び行動する男。

ここは「正義感」と書くべきですよね。「彼は正義感が強い」とか言うときに
使うおなじみの。なぜマイナーな「漢」のほうを書いてたんだろう自分。
正義感が強い彼そのもの、を指す言葉になっちゃってるよ。

この表記だと、神父さん、とんでもないものを抱こうとしてたことに
なっちゃいます。正義を大切にする男を抱いてどうするんだ?
しかも更に貫くって・・・(以下自主規制)。
って、それ、卒論じゃなくてボーイズラブの世界(笑)。

(例)「神父と正義漢」 はしもととうこ・作
教会で神への愛だけに生きていた俺が出会った、まっすぐな気持ちの
アイツ。ひとりの正義漢との出会いが俺を変えた! なあ、これは
恋なのか? ある夜俺はついに、ヤツを抱きしめてしまい・・・
どうなる禁断のクロス・ラブ!
※クロス・ラブってとこで、教会のクロス、と、
恋心が重なるイメージをかけてみたよ(笑)。


なんか、なくもなさそう・・・(笑)。

こんなマヌケな誤字をしょっぱなから読まされた教授は、きっと
そのあと残り186枚の原稿を読む気が一気に失せたに違いない。

そして、こんな私のマヌケな過去の独り言におつきあいして
くださったこれを読んでくださった方も、すみませんでした・・・

でも、卒論より「神父と正義漢」のほうがおもしろいかも、と一瞬、
ちょっと調子に乗ってしまった私(しかし、そこで新たに
「新婦と正義漢」という、健全な結婚ドタバタラブコメみたいな
誤植に陥るリスクが・・・)。
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by tohko_h | 2007-12-07 22:42 | drops of my days