確かに、こういう人がいると少子化問題もどうにかなるの…か?

我が家の周辺の商店街事情。

その1→徒歩5分のところ。全体的に寂れていて、大きなマーケットと
クリーニング屋以外は殆ど行かない。

その2→徒歩10分のところ。坂道もあるし行くのはめんどくさい。
たまに散歩として行く。

ここ数週間、旦那氏も土日うちにいることが多く、なんとなく「その2」の
散歩商店街で買物をすることが多かったのですね。で、そこで
手作りの豆腐屋さんを見かけて買ってみたら、2割ほど割高だったけど
おいしかったので、ハマってました。ひとり1丁ずつ冷奴で食べて
味噌汁にも入れるので、ふたりでも3丁・・・その「買いすぎ」が
いけなかったのでしょうか。

今日は、旦那氏が仕事をおうちでしているので、私ひとりで散歩がてら
そのお店に行きました。豆腐屋のおばあさん(たぶん65~70歳くらい)が
出てきてくれたので「木綿3丁!」と言うと、
「あらあら、3丁も・・・大家族なの??」と聞かれました。
「いえ、ふたりです」と言うと「あら・・・そうなの? お子さんはいないの?」と
聞かれました。

この時点で(ふたりっていっても、親と二人暮しとか、きょうだいで
暮らしてるとか、友達と部屋をシェアしてるとか、色々あるだろうに
なんだその話の飛躍は…)と一瞬げ、って感じだったんだけど、
まあ、結婚指環してるし、先週と先々週は旦那氏と一緒に行ったし
覚えてるのかなーと思い直したところで

「あ、いません」とバカ正直に答えた私がいけなかったのでしょうか。

「早く作ったほうがいいわよ。若いうちじゃないと体力なくなるし
できにくくなるし」

と、突然言い出したのです。

ちなみに、この人とは、先週まで「豆腐ください」「おつり〇〇円です」
しか、会話したことありません。なのにいきなり、子作り推進されました。

ホントだったら「余計なお世話です。豆腐も買いません」と帰って
くればよかったんですが、豆腐を楽しみにしてる旦那氏もいるし、
あまりにも突然に言われた失礼なことだったので、呆然とショックを
受けて言い返すこともできず、しかし、話を切り上げたくて

「子供っていっても…結婚したばっかリなんで」とお茶を濁すように
言ってみました(結婚して9年目だけど(笑))。

すると「あらーそうなの。おばさんの娘なんて、38歳で結婚して
40歳でやっと産んだんだけど、毎日大変そうだからねー
若いうちに限るわよ」と、熱く薦めてくださいました。
お釣りと豆腐を受け取ってとぼとぼと帰ってきました…

家に帰って旦那氏に愚痴ったら「もっと面白い答えで返すとか
かわしようもあるだろうに…でなければちゃんと怒るか。お前、
中途半端なんだよ」といわれてダブルショック。

よく
「下町の商店街」→温かくて店の人とのやりとりをしながらたまに
おまけとかしてもらって楽しく買物。

「大型スーパー」→合理的に大量に仕入れてるから物は安いけど
人のにおいがしない冷たい都会の象徴。

みたいな、人情重視の商店街頑張れ論みたいなのがあるじゃ
ないですか。でも、こういう経験をしちゃうと、多少ドンくさいレジの
人にたまにあたってイライラしたりってことがあっても、
スーパーの方がいいなーと思っちゃう。

実は、学生時代もそういうことがありました。
最初に暮らしていたのは本当にボロボロのアパートで、私は当時の
学生にしては結構珍しい銭湯通いをしておりました。
引っ越して初めてその銭湯に行ったとき「見ない顔ね?
引っ越してきたの? 看護学生さん?」と聞かれて(その近所に
大きな看護学校があったらしい、と後で知った)
「いえ、大学生です」と正直に答えたら…「大学? そんなの
行ってどうするの?」と言われました。もう、その瞬間、
大学辞めて実家(当時は札幌)に逃げ帰りたい、と思いました。

豆腐のおばあさんが「娘の高齢出産」を目の当たりにして「若いときに
産んだほうがラクだ!」と思ったように、その銭湯のおばさんも
何か「大学はムダ」と信じるだけの何かがあったのかもしれません。

しかし、初対面の人にそういう自分固有の価値観をぶつけてくるのって
なんなんでしょう。客商売で色々な人と接することで、他人に慣れすぎて
しまっているのでしょうか。

というわけで、当分は、コンビニやスーパーで会話なしで買物、みたいな
境地で安らぎたくなりました・・・

(洋服屋さんとか物産展@デパートとかヘアサロンでは、色々
話すの好きなほうなんですけどね)

もしかして、商店街離れの原因って、そういう、昔ながらの「人情路線」で
親戚みたいに接客してくるやりかた、と、最近の買物客の層との感性が
合わなくなってきてる、という感情レベルのこともあるかも。
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by tohko_h | 2008-05-24 20:00 | drops of my days