久々のカウンター
2008年 09月 19日天すけのご主人。半年に1度くらいしか来ない私のことなんてよく
覚えてくださってるなーとそれだけでうれしくなっちゃう、高円寺・天すけ。
最近、ちょっとさえない気分につつまれがちだったので、
おいしい天ぷらとそういうお店の空気をおなかいっぱいいただきたくて
(お、ちょっと詩的な導入部(笑))やって参りました。
いつもだと、たまご定食に単品で牡蠣とか好きなものをひとつ追加、
という感じなんですが、今回は単品デビューさせていただきました。
まずは、そういえば今年は生で食べるのに目覚めたとうもろこし。
こちらのとうもろこしも、たぶん生食に堪えられるくらいの立派なもの。
だって、何もつけずに食べても甘みでお菓子みたいにおいしい!
ご主人お勧めの塩をちょっと、という食べ方も捨てがたくて悩みつつ。
そしてたこの天ぷら。イカ天っていうのはしょっちゅう食べる機会に
恵まれるけど(余談ですが、伊勢丹新宿地下食品フロアの「まい泉」の
イカフライバーガーはおいしい)、たこは初めて。これも塩が特に合う。
むっちりとしたタコの食感と風味を衣と淡い塩味が引き立ててくれる。
こちらは小たまねぎ。1個は塩で、もう1個は天つゆで。熱い熱い、と
いいつつも1個をひとくちで食べてほふほふ味わいビールで流し込むと
もう、心の中の澱とか屈託がほどけていくような開放感。
そしてシメはやっぱりたまご天。素敵な状態で出てきたのを
箸で黄身をとろりと崩して食べる。シメのご飯なんだけどデザートを
食べているような、なんだか贅沢な気持ち。甘みとぱりっとしたご飯が
高級な洋菓子並みに複雑な味の層になってて本当にいつ食べても凄い。
さくっと小1時間でこれだけいただいて(ビールも)さくっと帰宅。
なんだか元気が出てきました。
カウンターで天ぷら、なんて、しかも女性でひとりだなんて、なかなか難易度が
高いと思われるかもしれませんが、ここのご主人は、常連の方から、私みたいな
ふらりとやってくるたまのお客まで、同じように気さくで、でもなれなれしくなくて
本当に天ぷらのセンスもすごいけど接客の面もいつ来ても感動してしまう。
そんなご主人の人柄もあって、また行きたくなっちゃうんですよね、すぐに。
とりあえず、10月1日から牡蠣が登場するらしいので、来月は再訪します!
必ず!
天すけHP
東京都杉並区高円寺北3-22-7 プラザ高円寺1F
03-3223-8505
12:00~14:00
18:00~22:00
日曜日 18:00-22:00
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