優先順位におけるねじれた感じ。

会いたい人数人と会いたくないひとり、どっちを優先するのが
普通なんでしょうか。

懐かしい人からメールが届いた。
年に1度あるかどうか、の、昔のバイト先の飲み会の案内。
今回は、現在は遠方の実家で暮らしているAちゃんが東京に
遊びに来るので会おう、というのが会の主旨だという
(他の人たちは私も含め首都圏にみな住んでる)。
で、その中で気の利く人が幹事としてメールをしてくれたのだ。

ちなみにAちゃんと私は大学の同級生で、たまたま同じところから
「数人バイトを探している」ということを聞いて一緒に働きだした。
まあ、5~6人グループのうちのふたりってことで、普通に仲のよい
友達のひとりだったとは思う。
そのバイト先は、色々な都内の大学生が集まって春休みいっぱい、
みたいなちょっとした部活動みたいな感じで、実際にその中で
恋愛騒動なり小競り合いなりいろいろあったサークルっぽいところ。
ズバズバとクールなものいいのAちゃんが私に突っ込む、というのが
周囲の人たちにウケて、まあ、私も、なじみやすいしいいかー、と
漫才のボケに勝手にされてしまった感もあったけど、そうやって
その場を盛り上げつつしっかり稼いでおりました(笑)。

しかしAちゃんのズバズバは、バイト先に限らず、大学の中で
他の同級生の前でも発揮されるようになったし、私自身に対して
「何を言ってもあっけらかんとしてる人」という誤解をしたのか
それとも、実は意外と粘着質なところをわかりつつ「それは
よろしくない」とズバズバしつづけたのか、結構キツいものいいを
する人になり・・・

私は彼女がすっかりニガテになってしまった。

それでも、まあ、彼女は大学卒業後実家に帰っちゃったし、
会うのも数年に1度だし、ということで、同窓会的な飲み会とか
そのバイト先の飲み会で顔を合わせることはあった。
あいかわらず、私にはズバズバしていた。
旦那氏にご飯を作ってもらってることを話している私に「まあ
不向きな料理をしないですむ結婚ができてよかったね」とか
久々の女子同士の集まりで互いに「やっぱり変ったよね」
「大人っぽくなったよねー」などなど、互いの洗練っぷりを
ほめあう(社交辞令も含めても)中、私を指名して(?)
「でも、とーこちゃんは、昔のまんま!」と言い切ったり、
なんつーか、悪気は無さそうだけど(実際に年賀状とか
毎年くれるし誕生日には丁寧なメールもくれるので普通に
友達と思われてると思う)こっちは好意的に受け止めきれない、
的な言葉を言われがちで。

そんな「普段は会えない距離だから関係ないやーってことで
すんでるけど、かつては親しかった時期もあり、今は
親しくしたくない感じの友達」が現れる飲み会の誘いだったのです。

で「1年ぶりくらいにバイト仲間の皆さんと会えるのって楽しみ」という
気持ちより「ニガテなAちゃんが上京してきて久々に会うのが疎ましい」
という気持ちが思いっきり勝っていて、「その日は打ち合わせが入ってて
行きたいけど残念ですー」とお断りしちゃいました。

懐かしい7~8人と会うことより、ニガテな人ひとりを避けることを
優先したわけです。

こういうのって、多分、要領悪いというか賢くないやり方だと思うし
頭では「他の人も皆来るなら行ったほうが楽しいこともあるし、
Aが暴言じみたものを言ったらいやみで応酬すりゃいいのに」と
考えてもみるんだけど、やっぱり、避けるほうが自分にとっては
正しい気がしちゃうんですよねー。

そういえば私、ドラマや漫画でも、好きなキャラを応援したり共感する
気持ちより、嫌いなキャラの言動にイライラしてる時間のほうが
長い気がする(笑)。さっき見てたオダジョーのドラマでも、オダジョーと
長澤まさみの兄妹の心のやりとりを味わえてれば十分なのに、
オダジョーに言い寄るふたり(お金持ちのお嬢様の笹本玲奈と
田舎の看護婦の西原亜紀)のウザさへの「やだー」という気持ちの
ほうがあとをひいていたり。
[PR]
by tohko_h | 2009-06-15 02:56 | drops of my days