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春の訪れとともに・・・

今日はウワサによると気温がフタケタまで上がるとか!?
ついでに大阪は府議会が開幕でもっとヒートアップとか!?
というわけで、少し薄着になって街に出たら、鼻が、むずりと、
「今からかゆくなりますー」的気配を漂わせ始めました。
明日から3月だもんね。花も咲くし花粉も飛ぶかー(涙目)。

なんて間抜けな春の到来を体感中のワタクシ。
しかし、ちゃんと、可愛い春物も押さえてますよーって
服じゃなくて!←いや、結構押さえてるけど(ボトムばかり)。

池袋西武の高野で限定発売のあまおうスペシャル2600円くらい!
現在も発売されている模様。食べてみたくて実家に持ち込みました。
クリームもイチゴも過剰! しかし、高野だと上品に仕上がるのが
さすがですね。背後になぜか淡麗グリーンが映りこんでて
すみません・・・ビールでイチゴショートを食べてたわけじゃ
ないんだけど、まだひとくち残ってたので(あとで飲んだ)。
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断面図。あまりキレのいい包丁が無いので、こんなので失礼。
中身にまでしっかりとこれだけ実がつまってます。
ルックスも中身も見事にイケてるケーキなのでした。
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って、これ、半月くらい前の画像なんだけど、今は、あまおう自体も
かなりリーズナブルに買えるようになってきて(私は今年も
池袋駅地下コンコースで2パック1000円とかで買ってます。
目の前のデパートだと1パック880円とかするのに~)
生のあまおうも楽しんでいます。もちろんそのまま水洗いして
かぶりつくのもおいしいし、最近、セブンイレブンのレジ脇なんかに
売られている一口サイズの豆大福を買ってきて、一緒に食べて
「イチゴ大福プレイ」なんかも楽しんでおります。市販のイチゴ大福より
当然イチゴがフレッシュでジューシーなのでおいしいです。

新宿の昔フジテレビがあった界隈に、イチゴ豆大福っていうのが
あるとうわさに聞いて今食べてみたいんですけどね!

さて、実家にあまおうケーキを持っていったら・・・
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by tohko_h | 2008-02-29 11:39 | eating&drinking

最近の府知事。

現在発売中の「週刊朝日」に
「“お怒り”橋下大阪府知事を癒やした若い美女の名は…」
という見出しを発見して慌てて立ち読みしたら、なんて
ことはない、これでした(ミスグアムの府知事訪問@2月21日)。
表敬訪問の定番的「ミス○○」が来ただけで、ここまで記事に
なる知事って…本人コメント「知事になってよかった」って、
相変わらずサービス精神が旺盛というかかわいい(笑)。
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昨年の大相撲大阪場所で優勝した横綱白鵬関が27日、
大阪府庁を訪れ、橋下徹知事と会談した。
同知事が「ちょっと押させてもらっていいですか」と
横綱に呼び掛け、組み合う場面もあり、知事は「びくともしない。
堂々とした姿はすごいですね」と感心した様子だった。(時事通信)

ちなみに橋下知事身長173~4cm。やはり横綱は大きいなー。
しかし、表敬訪問してきた力士に「押させてもらっていいですか」と
呼びかける好奇心のつよさ(しかもカメラマンや記者にしたら
おいしい画をさっと作っちゃってるわけですよね、さすが
テレビ育ち??)がいいなーと思いました。
…流石の私も「横綱ギザうらやましす」とは思わなかったけど(笑)。
今朝、テレビで動画でも見ました。来月の大阪場所は
ファン必見(優勝力士を表彰するのは府知事らしい)。

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こちらは27日の記者会見で、21年度までの府の
財政収支見通しを発表している姿。よーく考えたら、
弁護士時代は、いわゆる本業中のお姿を見たことは
なかったわけで、それを思うと、こうして毎日本職一筋に
励む姿を一般人が見られる状況というのもすごいことですね。
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by tohko_h | 2008-02-28 08:08 | HashimotoGovernment

昨日池袋西武の洋服売り場の割となじみの店員さんに
「もう、そろそろ春物、結構揃われたんじゃないですか?」と
言われてしまいました・・・店員さんから見ても買いすぎなのか。
「去年まで買い捲ってた東武や伊勢丹を押さえてこっちで
集中してるんです」と思わず言い訳したくなったよ(笑)。

しかし、店員さんの服装が可愛くてついふらっと店内を
のぞいてしまった新しいお店でやっちゃいましたよ
スカート2枚。どっちかっていうと、春になったら、
トップスが足りなくなること目に見えてるんだけど…(苦笑)。
というわけで、もう春のボトムは足りてるはずなのに、
昨日購入したMAX&CO.のスカートその1は、こんな感じ。
ふわっとした透け感のある黒地が表地で、裏地はベージュなので
黒スカートなんだけど明るいトーン(生地のやわらかさとあいまって)。
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その2は、スーツでは買わなかったけど、台形ボックスプリーツ。
明るいネイビー(普通の紺と比べて少し褪せたような、と
いうか、陽にあたっているみたいな明るい色)はパーカとか
カジュアルなアイテムで着ても、白シャツできりっと少女っぽく
着こなしても可愛いはず。
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モデルちゃんと脚の長さが違いすぎる割に、結構こうしてみると
私がはいても丈、こんな感じかも(モデルさんはウエストが細いから
すとんと落ちて腰で履いてるけど、私は腰骨のところまでは
落ちきらないからかもしれない(笑))。要するに太ももはさすがに
引っ込めますが、膝は出させていただきます、ごめん!なレングス。

しかし、この丈、脚の形のよしあしを度外視して好き。
身長的にもロングスカートって感じじゃないし、でも膝が
隠れると短い膝下がより短く見えて救いがなくなるので、
膝だけなんとかお許しをーという感じ。というわけで、
IKKOさんの美脚DVDを購入すべきかどうか悩み中。

ついでにRMKのシャイニーミックスチークス(ピンク系)も
限定の文字につられて購入。モカベージュピンク、という
色の名前がなんだかすごくよさそうで。

更に愛用のマスカラ(オーヴの前の形)の残りはわずか。
何がいいのかなー。下を向いてて、長さはそこそこで、
量が少ないという私のまつげに乙女スイッチを入れてくれる
優秀マスカラはいずこに??

そしてさらに某限定アイカラーがほしくて、開店前の
デパートに並ぶという暴挙に出るかも、近々。
ああ、春は植物が芽吹き花が咲き、動物たちが
飛びまわる元気の出る季節ですが、私の物欲は
少し冬眠してほしいです。春眠ってのもあるか(漢文
苦手ー)。
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by tohko_h | 2008-02-27 15:08 | shopping

るん♪さんの記事で気になった九段のパスタ屋さんに行ってみた。
ぴえもんは、和洋折衷のパスタのお店。本格的な
トマトソースやチーズ系から醤油味路線の和風まで豊富な
メニューに迷いつつ…

ランチタイムなのでパンとサラダがつきます。
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たらこのスープパスタ。スープはとても淡白な塩味系。
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麺は歯応えがしゃっきりしているので、もっと味の濃いソースのものの
方がより美味しいんじゃないかしら。次回はナスのミートソースあたりを。

※気のせい? 今、テレビで谷亮子密着のテレビやってるんだけど、
普通にハキハキしたきれいめの女性に見えているのは私だけなの??
すこしカラーリングした髪は垢抜けたカットだけど、一時ほどひらひらした
花柄とか「それはヤワラちゃん違うよ…」みたいな服じゃなくて、普通の
シンプルなカッコしてた。で、すこし訛りのまじった、でも語尾まで
しっかりしゃべる口調は仕事のできるOLさんみたいで、素直に
北京頑張って下さい、と思いました。旦那さん今回はいけるんだっけ?
夫婦で別の競技でオリンピックレベルっていったらすごいよね。
しかし、やはり彼女は九州の女性なんだねー。「柔道を(夫の理解を
もらって)やらせてもらってます」という言い方が印象的。国民が、とは
言わないけど、いろんな人の期待を背負って柔道をやってもらってる、
くらいの人なのに・・・もちろん夫の谷選手は「俺がやらせてやってる」
なんて思ってるわけなくて、普通にアスリートとして嫁さんのことを
尊敬してると思うけど。

※今日の反省。給料日にデパートに行ってはいけません。
なんでスカート2枚買うんだよ自分! なんかね、自分の服装の
シュミががらっと久しぶりに変わる予感。
自分の好きなスカート丈が今日、わかった。もう、この丈に
当てはまってないスカートは全部手放してもいいっていう勢い。
たった30分ほどの試着でそこまで思いつめてる自分って…
しかし、そのスカートが掲載されていた雑誌(店頭で見せてもらった)の
海外モデルさんが穿いている写真を見ると、全然私が着用
していたときと膝とスカートの裾の位置関係が違う!
デザイナーさんからみて、私は履いてもいい人間なんだろうか。
Max&Co.さん、ご め ん な さ い ・・・

※くりぃむナンとかがゴールデンタイムに進出っていうのが
個人的にショック。23時台に上田さんや有田さんたちがこんな
アホなことをやってるよーというのを見て、1日の疲れをほどくのが
スキだったんだよねー。ゴールデンになると大体「いらない大物
ゲストが出てきてその人に気を遣って面白くなくなる」とか、
「セットは豪華になるがトークは薄味になる」とか、大体嬉しくない
結果になるんだもの。

※最近、バラエティ番組で橋下弁護士(この呼び方ももう、どこにも
見当たらないのがすこしセツナス)を見る楽しみが激減してしまった
私の心のスキマを埋めている人がいる。その人が出るテレビは
録画して楽しみにしてひとりでじっくり見てる…
そう、最近、IKKOさんが好きすぎる。努力の人なんだけど、それを
押しつけて来なさそうなところが。そして脚がキレイ(笑)。
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by tohko_h | 2008-02-27 01:13 | drops of my days

神楽坂で昼食を 

神楽坂は思い出の街。
大学4年間、毎年アルバイトに行ってたし(某出版社A)、
別の某出版社Bの最終面接で落ちて就職浪人を
決めたり、と(実質学校は卒業したけど就職先が無かった
だけとも言う(笑))出版関係人生を送るきっかけになったような
ならなかったような、そんな街です。と大昔のことをプチ回想。

社会人になってからは、会社から比較的近くて飲み屋さんも
多いので、秘密の社内恋愛相手だった夫と待ち合わせする場所
でもありました。ケンカも多かったけどねー(笑)。あの頃は、
理想の人と付き合ってると何を血迷っていたのか
心底思ってたので(←バカ)、その脳内理想像と
現実の彼が違うといちいちショック状態になって
変なケンカ売ってました、すまない。

そんな思い出がいっぱいな街ですが、ふと拝見した
grigoさんの記事で、実においしそうな串揚げランチ情報を見てしまったら、
行きたくてしかたなくなりました。会社から近いし、
これは頑張って行きますよー。というわけで、さっそくapple嬢
久しぶりの神楽坂突撃でございます。

というわけでやって来たのは串揚げ 風の音(かぜのね)
「風の歌を聴け」(村上春樹)より今は「風の音を喰う!」というのが
大切なミッションです。
お店の立地条件は、駅で言うと神楽坂と飯田橋の間っていう印象。
神楽坂駅から歩いたら、軽く汗ばむ程度でした。坂道だし。
まあ、お昼から麦ジュース((笑)←250円ランチ麦ジュースあり)を
という人は神楽坂から敢えて歩いていくのがお勧め。でなければ
飯田橋のほうがちょっと近いかもしれない。

串揚げは本数とかつけあわせがサラダか野菜かで数種類セットが
あるんですが、とりあえず真ん中あたりのランクにしてみました。
内容は、串揚げ10品 スティック野菜・シャーベット、で1200円。
いろいろ撮影したんだけどよく思い出せないので写真は少なめ。

きめの細かい衣がおいしい。揚げ物10本って考えたら
すごいけどさいごまで胃もたれもなく飽きることもなく。
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これは、オクラとチーズ。ちょっと珍しい組み合わせ。おいしかった。
今度家で、何かつまみが足りないときにオクラとチーズを一緒に
グラタン風、とか、組み合わせは応用したいです。背後の
生野菜とスティックサラダもありがたいです。
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この3個組、センターはサーモンだったことは何となく
覚えてるんだけど、両脇のほうがもっと好物だったの。
でも覚えてない(笑)。
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そしてアスパラまる1本という大胆な串(?)も登場。
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タバコの箱は持ってないのでお箸の長さと比べてみたり。
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これ、右端の明太子ディップ風のものがかかっているのは
お餅です。餅の串揚げって意外だけどソースとも合うし良かった。
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というわけで串揚げをふたりで堪能したあとはお茶しよう!と坂道を
下りきって飯田橋の駅ビルへ。坂の途中にはやたらおいしそうな
お芋(大学いもとか)のお店や、肉まんで有名な神楽坂の五十番
なんかもあります。それらをスルーしつつ定番のコージーコーナーへ。

このケーキ、見た目は王道のイチゴケーキなんですが、名前が
なぜか「さわやかケーキ」。さわやかどころじゃないボリュームなのに
完食いたしました。
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もっと時間があったら、怪しげな雑貨屋さんとかいろいろ散策の
価値はある場所なので、春先になったらまたぶらっといってみよう
(BGMはちい散歩)。
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by tohko_h | 2008-02-26 14:48 | eating&drinking

日ハムと楽天の練習試合で、田中VS中田(プロとして)初対決!
ということで、ひそかに盛り上がっていた昨日。素直に
パ・リーグの練習試合でここまで話題になって盛り上がって
スポーツ新聞の1面も独占?みたいな勢いはすばらしいと思う。
シーズン前からこれだけ盛り上がってるってことで、今年の
パ・リーグも面白そう!と期待が高まりますね。

その初めての中田君へのマー君の配球については、ネットや
解説者の間でも賛否分かれてる模様。

初球、外角低めへのカーブで見逃し。
その後、直球を2球胸元に続けてのけぞらせた
(うち1球は149キロ)。
1―2となったが、外角低めのスライダー2球で連続空振り。
初球以外はすべてボール球で完全にほんろうした(スポニチ)。


ほとんどのスポーツニュースで昨夜「対決1球残らず見せます!」
みたいに映像を流していたのでワクワク見てたんですが(個人的には
胸元へのえげつない内角攻めが容赦なくてよかった…あれは
プロの仕事だなーと)、その映像のあとに、フジテレビのすぽると!の
谷沢さんは
「マーくんの攻め方は正直がっかり。1球目はストレートでいって
欲しかった。最初がいきなりカーブって…」みたいに不満をあらわに。
中田くんだけ褒めてました。
その後日本テレビにまわすと江川さんのすぽると!。
江川さん「今日の配球は、これから全ての投手が中田くんを
攻めるときのお手本になる教科書的な攻め方ですね」と、
田中君の配球(捕手に首を振ってたらしいので彼独自の考えが
あったのでしょう)にOK出してました。

私は、曲がる球や落ちる球も「こんなのどうやって打てるんだよ!」と
打者を困らせるイヤな球ってことでアリだと思うんですよね。
実際に、球種が豊富で器用な若いピッチャー、最近多いんだし、
ストレートが王道でカッコいい、変化球はそれよりは格下で
ちょっとズル、みたいな直球信仰をあらわにした谷沢さんは
どうかと思ったし、カーブひとつで「がっかりした」と言っちゃう
谷沢さんとすぽるとにちょっとがっかりでした、個人的には。

あと、小姑根性出すと、既にバッターボックスでガムを噛んでいた
中田君は大物なのかナマイキ君なのかが若干気になります。
投手への未練を断ち切ってバッターとして頑張ろうという
気持ちの切り替えは潔いと思ったし豪快でいい選手になると
いいなーと思って楽しみにしてるんですが。
野村さんタイプの上司(=カントクやコーチ)、ハムには居ないん
だろうなーと、良くも悪くもちょっと思ったですよ。まあ、
そんなちゃんとした管理職がいたらダルビッシュ君も
もっとさー・・・いやいい投手だけど、私生活では果たして
ストライク!なガールをゲットできたのかどうかとか
(↑ここの1行、デーブスペクターより英語が多い(笑)、
つーか、ルー入っちゃった(笑))
ついモニョモニョと(笑)←結局行き着くところはここか?

その点、かつて野村さんがヤクルトの監督時代に石井投手の
彼女が気に食わなくて鉄拳制裁下した(それもどうかと思うが)
サチヨ夫人が健在な限り、マー君の女性問題はそんなに
悲惨なことにならないと見た(笑)。
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by tohko_h | 2008-02-25 08:28 | baseball

「静かな爆弾」吉田修一

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「静かな爆弾」 吉田修一
公園で俊平が出会った響子は、耳が
聴こえない。テレビ局に勤め、会社で、
街で、さまざまな音や声に囲まれて
暮らしてきた彼は、音の無い響子の
世界はどんなだろうと思いを馳せつつ、
恋におちていくが…


吉田修一さんの「悪人」は、読んでいて息苦しくなるほどの
密度の文章とたたみかけるようなストーリーの疾走感に
惚れ惚れしたものですが、こちらは、やわらか系恋愛小説。
耳が聴こえる聴こえないかはおいといて、ヒロインの魅力が
あまり書き込まれてないんだよなー・・・なので、主人公が
悩みつつも彼女にどんどん惹かれていって心のそこから
幸せにしたいと願うようになる描写があっても、どうも
入り込めなかったです。全体の雰囲気とかは好きな感じなんだけど。

定価税込1365円→自分的プライス680円(≒49.8%)
薄めの文庫なら買ってもまあよかったなーと思えたかも。
ハードカバーでガッツリ新刊でとびついて、というほどでは
正直なかったような。
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by tohko_h | 2008-02-24 09:40 | reading

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「5年3組リョウタ組」 石田衣良
石田衣良初の新聞連載小説。
教師生活4年目の中道良太は、
茶髪にネックレス、と、外見は
いまどきの青年風でありながら、
涙もろくて熱血でまっすぐで、
自分を丸ごと出して人に
ぶつかっていくことを恐れない。
そんな「いいヤツ」の良太が、
ひとりの教師として、人間として、
児童や、児童の家族、そして
学校内の人たちにも真正面から向き合う姿は、愚直なほど
清々しくて、潔い。

そんな良太がある公立小学校の5年生の担任として頑張る話だが、
周囲の同僚教師も個性的だし、生徒も「優等生はいい子で
落ちこぼれは実はさみしがりやで」みたいなワンパターンに
当てはまらない、それぞれの個性を持っている手ごわい子供たち。
誰に対しても無防備に自分をさらしてぶつかっていく良太の
やりかたは、自分も傷つくリスクを恐れないという意味で、
とても勇敢だと思う。その直球ぶりにあこがれるエリート先生や
気弱で登校拒否をしてしまった先生など、先生たちもそれぞれ
ひとりの人間としてビビッドに描かれている。あとがきで石田さん自身が
「新聞小説の依頼を受けて、僕がかねてから漱石の作品の中で
一番抜け感がいい!と思った「坊ちゃん」みたいなものを
書きたいと思った」みたいに書いていたんだけど、その試みは
なかなか愉快で気持ちのよい小説として成功したと思う。

本当に器用で色々なタイプの作品を描き分ける石田さんですが、
個人的には、彼は凄くまっとうで健やかな精神の人だなーという
印象なので(テレビでのコメンテーターとしてのコメントを聞いても
エッセイなどを読んでも)、こういう爽やか系小説がイヤミなく
ハマってるなーと思いました。恋愛モノとかになるとちょっと
暑苦しいときもあるんですが、温かみと律儀さのある文章が
この小説にはぴったりでした。

定価1680円(税込)→自分的プライス1680円(税込)
ハードカバーで買っても悔いは無かったかな。近いうちに
ドラマ化するんじゃないかしら。と、25歳くらいで熱血の似合う
若手の俳優さんをちょっと考えてしまいました。

※すっごく余談ですが、この本の装丁、佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」
とそっくり!と思うのは私だけかしら? 結構注目の学校ものってことで
書店で近いところに並んでたりすると一瞬びっくりしちゃいます。
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by tohko_h | 2008-02-23 23:32 | reading

「阪急電車」有川浩

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「阪急電車」 有川浩
阪急今津線は、路線全ての距離を
あわせても10キロに満たない、
阪急電鉄の中でも短い路線。
そのわずか9,3キロ、時間にして
15分にも満たない路線を舞台に、
駅ごとに繰り広げられる人間ドラマを
連作短編形式で描いた1冊。


有川さんというと、大ヒットした「図書館戦争シリーズ」が代表作で、
コテコテのエンタテイメント!ライトノベル!な人という印象が
強いんだけど、彼女のコテコテの真骨頂は、恋愛小説でも
発揮されてきました。「クジラの彼」では、自衛隊の青年と恋をした
女の子の「潜水艦に彼が乗ってる間は連絡が取れない」
という彼をけなげに待つせつなさをスイートに描いたり
(もちろん、彼が陸に戻ってきたシーンは甘甘)、
「レインツリーの国」では、インターネットで知り合った女性に
一途に恋する男の人の純愛を直球で描いていた。これも
口説きメールが熱くて「ラブい!」と読んでいて照れるほどだったっけ。

今回も、ラブラブカップルの描写においてはこの有川さん的
王道スイートぶりは堂々と見事に発揮されていました。
電車で知り合った同じ大学の学生同士の恋なんて少女漫画チックだし、
図書館で同じ本を借りていた好みのタイプの女の子が気になる青年、
なんてのもスイートです。社会人だけどマヌケな彼を「しゃあないなー」と
面倒みているしっかりモノの女子高生も可愛らしい。特に、
今回は舞台が関西なので、会話部分が関西弁というところも、
萌え度アップです。関西弁圏の人は読んでいて親しみを感じると
思うし、そうじゃない私みたいな人は「いいなー関西弁!」と
その可愛さ、愛嬌にノックアウトされるような会話シーンがいくつも
出てきます。しかし、連作短編ということで、そういう
甘くて可愛いラブストーリーの間に、ビターな季節を生きている
キャラクターも登場します。同期の女の子に彼を取られてしまった
女の子の悲しい敵討ち、とか、ヒステリックな彼氏におどおどして
いるけど離れられない自尊心をすり減らしつつある女子大生、とか、
マダムぶったおばさんグループの中のちょっとのろまなみそっかすに
なっちゃってる要領の悪い中年女性とか。
そう、幸せな人も今はそうじゃない人も、同じ車両に乗っていて、
それぞれの人生を生きているんですよね。物語の前半では、
キャラごとのそういう喜怒哀楽が丁寧に描かれます。そして
後半では、そのキャラクター同士が「袖すりあうも他生の縁」的に
言葉を交わしたりちょっと励まし合ったり背中を押したり押されたり、
というふれあいを通して、電車を降り、それぞれの場所へ歩き出します。
ある人はひとりで背筋を伸ばして、ある人は愛する人と軽く手を
つなぎながら、という風に。

普段、電車で知らない人に話しかけられるのは勘弁!と思ってる
タイプの私ですが、この小説を読んでいる間は、ちょっとこういう
偶然の出会い的なものって面白いかも!とちょっとだけ思いました。
とにかく会話がすごくうまく書かれているので、サクサク読めます。
電車に自分も乗り合わせていて、実際に近くでおもしろい話を
している人にくぎづけになっちゃった!みたいな感じです。
そして、自分にとっては乗ったことのない電車、降りたことの無い駅、が
舞台だったので、ちょっと行ってみたくなっちゃうような…
ご当地小説としても魅力的。

ただ、「傍若無人なオバちゃんグループ」とか「わがままな
暴力彼氏」とか「イジワルな小学生の女の子たち」みたいに、
悪役が悪役としてしか描かれていないのがちょっと残念かも。
こういう「いろんな人の人生を描いた系」の小説だからこそ、脇役とか
敵役にも、魅力とかダメな人なりの言い分、みたいなものを
ある程度持たせたほうがよかったような(そのへんが薄っぺらい
勧善懲悪モノっぽくなっちゃうんだよなー)。面白かったぶん、
そこがすこし残念。

定価1470円(税込)→自分的プライス1470円(100%)
装丁も可愛らしいし、結構読み応えがあり、また、読んだ人同士
「どの人が好き?」みたいな話が色々できる1冊なのでモトは
がっちり取れると思います!
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by tohko_h | 2008-02-22 23:58 | reading

伊勢丹メンズ舘

週末、夫がお誕生日なので、本館7階のメンズセールでなにか見繕うつもりでしたがピンとこなくて、結局、メンズ舘を一周。ポール・スミスの綿ジャケットとなやんだ挙句、柔らかいキャメル色の革バッグに決定。メンズの革小物には珍しいほど明るい色合いなのです。もうひとつ気に入ったバッグがあって悩みたおすこと20分! 嫌な顔せず見守ってくれた店員さんと、付き合ってくれた妹に感謝です。このバッグが可愛くて、兼用したい!と言う野望もありまくり。いや~メンズ舘地下のカバン売り場は、女子でも使いこなせる感じのかわいいアイテムが揃っていて、ちゃっかり楽しみました。
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by tohko_h | 2008-02-21 22:14