ここには東京一のモツ鍋とレバ刺しと不思議なお手洗いがある!
2010年 03月 01日だったので、お出かけといえば、渋谷や原宿が多く、時々、割と
お金に余裕のある自宅通学生について新宿伊勢丹に行き(もちろん
ウインドウショッピング専門)、私もいつかここで好きなワンピースを
1枚くらい買ってみたい♡とか、けなげなことをのたまってました
(ああ、それが、今の私ときたら)。
で、そのころ、銀座ってもっとシックで大人な町だと思ってたので
行ってなかったし(今も、特別な町だと思ってるけど…勤務地が
都心なのに田舎っぽいから(笑))その隣の新橋なんて、ニュース23とかで、
酔っ払ったおじさんがインタビューされて「今度の予算委員会はよー」とか
クダまいてるのか意見言ってるのかわからないよう、みたいな世界の
イメージでした(偏見)。
しかし、今の私にとって、新橋は、自分が酔っぱらって歩く町(笑)!
雑居ビルもネオンも、お店の前にVIPを送りに出ている奇麗なドレスや
和服のプロの女性もまぶしくてほどよく猥雑で、親しみを感じます。
そんな親しみを感じる新橋の中で、雑居ビルの地下という庶民的な場所に
カウンターメインの小さな店として存在しているんだけど、席を取るのが
大変って意味では三ツ星レストラン級…さらに味のおいしさも突き抜けてる…
それが、もつ鍋がんこです。
もう説明するまでもないでしょう。
前に行ったときから大好きなモツ鍋屋さん。
芸能人やモデルさんに人気の中目黒「鳥小屋」というモツ鍋屋さんの
系列店ということで、モツの質の高さにも定評があります。
そんな、庶民的でありながら敷居が低いはずなのに滅多に行けない…
それががんこ。
しかし、予約なしでさっと食べる方法があります。それは、開店直後に
行くこと! なんとこちらのお店、15時からやってるのです。
某日、新橋でお昼公演のお芝居を見終えて、15時すぎに行くと…
その日最初のお客になることに成功しました。妹は初がんこ!
お通しは普通のシラスおろし。ビール(写真無し)で乾杯しました。
そしてモツ鍋。これで2人前。1人前で1000円を切ってるのって
たぶん、博多の街とかだと当たり前だと思うんですが、都内だと
なかなかないんですよね。というわけでここの980円はすごい!
ちなみに、スープの味はしょうゆのみ、という潔さも好きです。
煮えるとあっというまに…いえ、嘘です。結構食べてからの撮影。
ちなみにこのあと、追加でキャベツもう1回♪(大塚愛のさくらんぼ風(笑))、
更に豆腐もIN!しました。
サイドメニューその1は、レバ刺し。レバ刺しが得意じゃないという
人でも美味しがってしまう、甘くてとろりとしたすばらしいレバー。
レバ刺し専門店としてもやっていけるよ!ってくらい。
その2は手羽餃子。手羽のから揚げだけど中には餃子の具材を
つめこまれているので、ジューシーなひき肉感も堪能できる1品。
このあと、シメにちゃんぽん1玉→雑炊ひとりぶん、とスープを食べつくし
ごちそうさまでした!
このお店、新橋駅前ビルの地下にあるので、お手洗いもビル全体のところが
あるのですが・・・日本には珍しいチップ制(小銭を入れる箱がおいてあって
自分で金額を判断して入れる)。
そして、ビルの安全のために丁寧な注意書きも…そうです、愛するがんこを含め
素敵な飲み屋タウンとして、いつまでも元気にここにあってほしい、新橋駅前ビル。
ちなみにこの日は、ビールをジョッキ1杯飲んだあと、ブナンそうだし、と
サワーに切り替えて1杯飲んだんですが・・・そのサワーが相性悪かったのか
結果的に、ビール1、サワー1で次の日の昼間まで頭が割れそうな頭痛に
さいなまれるというとんだハプニングがありました。ここのサワー、強力だと
見ました。お酒が弱いのでとりあえずレモンサワー♪みたいな女子にありがちな
逃げの姿勢でのサワー選択は泣きを見ることになるかも。注意です。