自分の中で盛り下がったマンガの最終回。
2010年 03月 16日派手なショックはなかったものの、「はー、こうやって終わっちゃうか」と
なんとなく物足りなかった最終回(巻)。
「娚の一生」西炯子
不器用な30代女性が、大人の魅力とへなちょこ感たっぷりの
大学教授・51歳と出会って進む一風変わったラブストーリー。
ゆったりしたスピードで心理描写細かめなのが気に入ってたけど、
最終巻は、つまらなすぎる恋敵(元彼)とか、天変地異とか、
人気あったから打ち切りだったなんてありえないのに、いきなり
3倍速で進んだ物語はそれっぽく、うーんと言う感じ。
「サプリ」おかざき真里
本編は完結してるんだけど、ヒロインたちのその後を描いた
スピンオフ読みきりが先日発表され、今度こそホントのフィナーレ。
広告業界で沢山働いている女性たちが、パーティーで集まり
お互いの夫や生活の話をして力強く微笑みあう。最終回っぽい
お話の閉じ方だったけど、全員既婚でよかったねー的な
イージーなほうに流れた気もするし(それいったら、ヒロインの
お産前後のいきさつとかも、なんだかなーなところが多かったけど)、
初期からこの着地点に決まってたとしたらなんとなく残念。
ただ、既婚者の女性たちが集まってお互いの彼を褒め合いつつ
腹の中で「でも自分の結婚相手だとしたら…無理」(うろ覚え)と
頭の中で思いあってる、というコマは笑った。
私も、友達の夫が優しいとかマメとか、素敵エピソードを聞くと
すごくすごく羨ましいのですが、自分はモテさんなのかなあ、よくも悪くも、と
思ったりすることが時々あるので。でも、モテさんはもっと良い奥さんを
貰えた気も時々するので、内心、多少後ろめたい(でも対本人には
「私じゃなかったら結婚してなかったんじゃないの?」と虚勢を張りがち(笑))。