GO WEST! 出張④ 福岡もろもろ
2006年 09月 01日本当は、打ち合わせの後にふらりとどこかで飲んでみようかな、と思ったのですが
(行きたい焼き鳥屋さんがあり)、うちとけた楽しい感じで打ち合わせもすすみ、
初対面の方相手に、すごく美味しいお店でお肉やパスタを沢山食べたので
(仕事に関しては、内弁慶の逆かも。社内でのほうがヘタレです)でおなかいっぱい。
だけど、せっかく素敵なホテルにいるんだし、と、思い切って、ひとりで
シックなホテルのバーに行ってみることにしました。
割と普段から、ひとりであちこち食べに行ってたりもしますが、バーにひとり、は
初めてのこと。33歳になってまだ、人生でやったことが無いこと、結構あるものです。
ちょうど、大好きなシャンパンのイベントをやってたりしたので、思い切って
(ついでにロビーに人がいなかったのでちゃっかりお店の美しい女性バーテンダー
さんらしき女性にお願いして、お店の入り口を撮影してみました)。ムーディー…
お店の中は薄暗く、くぐもった声で、なんか、シリアスな相談してるカップルの会話とか
聞こえてきて、自分が場違いなお子ちゃま?と思いつつ、子どもはこんなの飲まないね。
こちらは、ルイナール ブラン・ド・ブランというシャンパンです。
1729年創業の最古のシャンパンハウス、ルイナールの、シャルドネ種のみを原料に
作られたシャンパン。滑らかでバランスのとれた味わい。
白桃や蜂蜜、ローストしたアーモンドの香りにあふれています、と、ネットで調べると
書いてあります。と字面にしてしまうと、かなり甘いものをイメージできちゃうと思いますが
実際は、夏の宵にノドを滑り落ちると気持ちのいい、さらっとすっきりした感じ。
そして、お店の方に「何かおつまみは?」と聞かれて、おなかがいっぱいなので、と
言うと、フルーツ盛り合わせを少なめに、とおっしゃってくださるのでそうしました。
「フルーツ盛り合わせを美しい女性に勧められる」というシチュエーションを、
女子の身で経験できるなんて、光栄です…残念ながら、渡辺淳一とか小池真理子
あたりの恋愛小説でありそうな「旅先のアバンチュール」なんてこともなく、ひとりで
メモに、打ち合わせで決めた内容ちくちく書いてたりしたんですけどね(笑)。
そして、アップしわすれていたのでもうひとつ。ホテル入り口に併設のベーカリーカフェで
買った、桃のスムージー。汗だくで歩いて帰って来たあと、美味しくいただきました。
今回、街を歩くのに、タクシーのみならず、地下鉄と路線バスにものりました。
天神の地下街の巨大さと並んでる服のかわいさにびっくりしたり、
博多駅でお土産のお菓子売り場をさまよって、何を会社や知り合いに買って
行こうか無茶苦茶悩んだり、という街歩きの醍醐味も味わいました。
地下鉄の一番安いキップが200円というのと、都心から数駅でもう空港らしい、
という路線図を見てびっくりしたり、バスが停まったはいいですが、
都内の「前乗り、前払い(一律都バスだと200円、関東バスとかだと210円)」に
慣れていたので、前の方にぼーっとたってて「なんで扉開かないのかな」と思い
あたふたしたりとか、いろいろおまぬけなこともしました。
そうそう、このあと行った岡山もそうでしたが、エスカレーターで、そのまま
じっと乗っていたければ左側、上ったり下りたり動きたいなら右側、という
東京式の左右分割形式じゃなくて、ふつうに、エスカレーターの流れに全員
身を任せて素直に乗っていたのも印象的でした。大阪は、確か東京と
左右が逆で、左側通行って聞いた記憶がおぼろげにあるんですが…
というわけで、博多のお話はこれでおしまい。今度は、モツ鍋と水たきも
食べたいし、キャナルシティとか海の中道とかホークスタウンとか、
思い切り観光モードで遊びにいってもみたくなりました。