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10月2日「徹子(と、徹弁護士)の部屋」④

〇大学受験~司法試験〇
徹子さん「なぜ早稲田に?」
橋下先生「そうですねー、ラグビーを高校時代、3年生の1月15日まで
やってて、その日が共通一次の日で、僕は共通一次っていうか
センター試験受けてなかったんですよ。早稲田を選んだ理由も、
早稲田の学生街でとにかく生活してみたかったっていうことだった
ンですね。ですから僕は現役のときには当然落ちたんですけれども、
現役浪人通じて、早稲田しか受けてないんですよ」
徹子さん「どれくらいでお入りになったんですか?」
橋下先生「1浪で、はい」
徹子さん「すごいですよね」
橋下先生「運もあったんですけれどもね(運で政経はムリですって(笑))。
あんまり言うと(他局だし)アレなんですけども、行列の北村先生も
丸山先生も早稲田ですしね。早稲田の弁護士はいい加減だなーって
いつもみんなで言い合ってるんですけどね(笑)」
徹子さん「アナウンサーやなんかもすごく早稲田多いんですよね。
放送界に」
橋下先生「そうですね」
徹子さん「それから皆さん(と、突然視聴者に呼びかける徹子さん…)!
司法試験ですよ。何でお受けになったか、いろいろうかがいますが
ここでいったんコマーシャルです」

(というわけで、CM明け)
徹子さん「いきなりテレビでこの方をごらんになったときは、皆さん
歌手の方かな、とか、ジャニーズ系かな?とか」
橋下先生「(困惑顔で首を小刻みに振りつつ)いや、そんな事ないです…」
徹子さん「(無視して)それなのに弁護士さんだったんですけども、
大平光代さん(注…弁護士。極道の妻から弁護士、という激動の人生を書いた
著書が大ヒットした)もこちらに何度か来ていただいたんですけど」
橋下先生「司法試験に同じときに受かったんですよ。年齢は違いますけど、
同期の弁護士です。ただ、1度もお話したことはないんですよ、たぶん
大平さんは僕のことをあまり好きじゃないと思うんですね(笑)」
徹子さん「そんなことないでしょ(笑)」
橋下先生「同じ大阪の立派な弁護士さんですよね」
徹子さん「あれだけの人生経験がおありになられるし…でも大阪の助役は
おやめになられたみたいですね、大平さん」
橋下先生「ええ。それはいろいろ政治的に会ったんだと思いますよ」
徹子さん「でもあのかたにしても橋下さんにしても弱いものの味方で
いてくださるし…さて、弁護士になろうとしたきっかけですけど、
あなた、闇屋みたいなことやってたみたいね。早稲田のとき?」
橋下先生「そうですね。闇屋というとまたみんながね、何をやってたんだ
ってことになるんですけれども、あの~、サラリーマンというか会社員に
自分はなれないなーって思ってましたから」
徹子さん「早稲田の政治経済にいらしたのに?」
橋下先生「はい、これはもうムリだな、ということで。革ジャンの販売業を
やったんですね」
徹子さん「あらあらごめんなさいね。闇屋なんて言っちゃって」
橋下先生「まあ闇屋みたいなもので、傷ものの革ジャンを安く仕入れて
その傷にロウソクを塗って見えなくして8万9万で売りさばいてたんです。
まあ、ちょっとサギみたいなものなんですけども(と、ろうを塗る手つきを
わざわざしつつ(笑))。それをずっとやってたんですけれども、取引が
大きくなって手形というものに入って行っちゃって200万円ほど不渡りに
なりまして、お金が入ってこなくなっちゃったんですね。それで自分で
裁判起こしながら法律の勉強をしてるうちにいつのまにか法律のほうに
のめりこんで…」
徹子さん「手形のお勉強から弁護士に」
橋下先生「そうです、弁護士頼むわけにもいきませんから、時間もあった
ので自分で勉強しながら実際に裁判起こしてやってみたんですね」
徹子さん「で、お勝ちに?」
橋下先生「いや、負けました…というか、判決は出たんですけれども、
相手に財産が無くて結局お金にならなかったんですけれども、裁判と
いうのはこういうものなんだ、とそれでわかったんですよね。判決で
勝ったとしてもあまりメリットはないこともあるということが…」
徹子さん「司法試験難しいじゃないですか」
先生「そうですねー。ホントにあの~簡単ではなかったですね。
人生最大に勉強しましたね、16~17時間くらい勉強しましたね。
もっと追い込みをかけたときにはそれこそ寝る時間とトイレ…でも
トイレ行ってるときも本読みながら用を足していたとかそういう
状態でしたね。とにかく自分の力で組織に入らずにやってみたい、
というその1点でしたね」
徹子さん「それ(弁護士になること)はご自分でお決めになったの?」
橋下先生「そうです。あの、これも本当に…小・中・高含めて
父親母親が、こういう会社に入れ、こうなれってことを一切僕に
言わなかったものですから、世間体ということを一切言われなかった
ので、後は自分にあった人生を歩めという…そういうメッセージも
なかったんですけれども、ホントうに好きなようにやらさせて
くれたというのが一番大きかったですね」

※ここでのポイントはやはり「闇屋」。普段は若々しい徹子さんですが
このボキャブラリーはそのへんのヤングじゃ出てきません(笑)。更に
CMあけの「ジャニーズ系」。森光子さんほどではないものの、
徹子さんもジャニーズとはそれなりに親しい間柄のはず。その
彼女が、初対面の先生に「ジャニーズ系」とおっしゃったってことは…
やっぱり、ほんもの、もっとカッコいいんだ…
by tohko_h | 2006-10-14 07:54 | HashimotoGovernment