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このマンガがすごい!

今年も残りあと1ヶ月を切り、ベストセラーのランキングがダ・ヴィンチに載ったり
「このミステリーがすごい」「このマンガがすごい(オンナ版とオトコ版)」も書店に
並び始めたみたい。

マンガ関連の仕事をしてるので、「このマンガがすごい!」をチェックしてみることに。
回答者(オンナ版59人、オトコ版71人)にあげてもらった好きなマンガランキングの
1位を10点、2位を9点、という風に点数計算してランキングを発表!ゆえに、
部数とか世間的な人気投票とはちょっと異質な感じがするデータが出て来てます)
とりあえずそれぞれのベスト10をガーッと書いてみます。
なんて、ホントは読まねばならないマンガ(って、校正紙なんだけど)が800p分
あるんだけど、とりあえず現実逃避!

(オンナ版)
1位 ハチミツとクローバー 羽海野チカ
2位 君に届け 椎名軽穂
3位 のだめカンタービレ二ノ宮知子
4位 リストランテ・パラディーソ オノ・ナツメ
5位 舞姫(テレプシコーラ) 山岸涼子
6位 夏目友人帳 緑川ゆき
7位 NANA 矢沢あい
8位 フラワー・オブ・ライフ よしながふみ
9位 暴れん坊本屋さん 久世番子
10位 高校デビュー 河原和音

(オトコ版)
1位 デトロイト・メタル・シティ 若杉公徳
2位 DETH NOTE 大場つぐみ/小畑健
3位 へうげもの 山田芳裕子
4位 鈴木先生 武富健治
5位 シグルイ 南條範夫 山口貴由
6位 わにとかげぎす 古谷実
7位 ボーイズ・オン・ザ・ラン 花沢健吾
8位 BLACK LAGOON 広江礼威
9位 闇金ウシジマくん 真鍋昌平
10位 もやしもん 石川雅之

ちなみに私が読んでるのは、オンナ版だと10本中5本、オトコ版のほうは
「DETH NOTE」だけだったりします・・・マンガ、もっと読まねば。

個人的には、吉田戦車の「殴るぞ」と、「ハチクロ」が終わっちゃったなー
というのが、2006年のマンガのなかで大きな出来事。
「殴るぞ」は、まあ、巻数がふたケタになったころからちょっとテンションが
落ちてきたのか私がギャグに慣れてきたのかな、と思ったところで
11巻で終わったのでタイミング的にはさびしいけどよかったかなー。

「ハチクロ」については、真山の卒業くらいまでが自分的には奇蹟のような名作
だったんだけど、彼が「藤原デザイン」に就職して、大人キャラが沢山
出てきたころから、「最初のほうは面白かったなー」っていう気持ちになって
でもやっぱり見届けたくて最終回まで読んでいた感じです。
「このマンガがすごい!」の中に、作者の羽海野さんのインタビューが
載ってたのですが、このマンガのテーマは「実らなかった恋にも意味はある」って
ことだそうです。それで、竹本くん(恋が実らなかったキャラクター)が
成長して旅立つところで物語が終わってるんだ、なるほど。

よくも悪くもその恋をしたら、その人を知る前の自分には戻れないわけで、
私もそういう意味で、実らなかった=ゼロ、ではないと思います。
実らなかった恋をした時間や経験や心のあれこれは、「意味」とか「価値」と
いうのはちょっと強気すぎるかもしれないけど、やっぱり「何か」として残るはず。

この前、爆笑問題のテレビか何かで紹介されていましたが、今の子供たち
(小学校中学年から中学生くらいだったと思う)にアンケートをとると「死んだ人は
そのうち生き返る」と信じている人が2割くらいいるとかいないとか。

でも、死ぬとか、振られるとか、もう、そうなっちゃったら元の状態には戻らないことが
あるからこその毎日だと思うんだよね、うまくいえないんだけど。

あーそれにしても、竹本くんの恋が実らなかったことは不満じゃないんだけど
実らないことになった理由とか経緯がなんだか自分としてはすっきりしなかった!
そしてもうひとり、長い長い恋が実らなかった山田さんの選択も、
好きな芸術をきわめられる相手、という基準でパートナーを選んだはぐみの
選択も、「妥協」と私は読んでしまったので、読後感が、かなり複雑だったんだなー。

年内に時間があったら自分的ブックランキング、やりたいなー(と、ブログっぽいことを
言ってみたりして)。
by tohko_h | 2006-12-08 23:43 | reading