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24時間テレビ追っかけ作戦

とりあえず、所属事務所のサイトによると、8月18日23時半ごろ~
翌日19日朝5時半の深夜枠に出られるとのことで、その間ひたすら
ハードディスクレコーダーで録画。芸人さんやタレントさんが
たくさんひな壇に座っていて、過去の恥ずかしい映像を見て皆で
やいのやいの、という深夜番組で、途中で、昔懐かしの熱湯CM
(たけしさんの番組でやってた)などのアトラクションもあり。
司会は爆笑問題、ということで、関係ないときに「橋下さんいる?」と
太田さんが声をかけて、赤いTシャツ姿をカメラが抜いてくれたので
後ろの目立たない席にいらしたけどアップが何度かあって
よかった。お宝映像100撰ということで、各種バラエティ番組でおなじみの
井森美幸さんのホリプロオーディションのときのヘンなダンス(エアロビ以下の
ドンくさい振り付け)のVTRとか、芸人さんの過去のねた映像とかが出る中
先生の、2006年、昨年のお正月の行列SPで演じられた刑事ドラマの
映像も…(詳しくは下のほうでどうぞ)。
若い熱血刑事(橋下先生)が、殉職した先輩の敵を討つために単独行動で
無茶をする、という、日本テレビが作ったので「太陽にほえろ!」とか
「あぶない刑事」などの要素がてんこ盛りなドラマでしたが、ヒロインの女性に
「行かないで」と止められるのを静かに拒み、親指を立てて「大丈夫だから」
みたいにして立ち去るシーンが映ったのです。
…夜中にこのコーナー、録画しておいて、朝こそこそ見ていたら、なんと、
家人がいつのまにか起きていて、見てたんです。橋下先生のドラマも…

家人「この人、何やってるの・・・?」
私「いや、ドラマ・・・」
ちょっぴり気まずいお茶の間でした。

そして、その日の朝はTBSでサンジャポにもご出演していた先生(それは
また別の記事で…酔っ払った八代弁護士とともに大阪を歩くロケが
面白すぎたので(笑))。それも見終わって、高校野球見たりアタック25みたり
日曜日らしく怠惰にしてたら、18時ごろ、妹から電話が…
「日本テレビ見てる?  武道館来てるよ? 橋下弁護士!」といわれ、
慌てて日テレつけると、確かに、北村、住田弁護士とともに来てました。
深夜枠では赤いTシャツだったけど、今度は黄色(今年の24時間テレビは
2色展開だったのです、Tシャツ)に衣装換え。
新しいテーマソングを、なんと、歌ってました。
勇気のカタチ 〜私を変えてくれたあなたへ〜という今度の歌は、
サビ以外の詞を、歌う人の人生に合わせてアレンジしてある、
というオリジナルっぽいもの。誰かに向けて歌う、ということで
タッキー&翼が相手に向かって歌ったりするのはかわいかった。
そのアイドルたちと一緒にステージに上がる、橋下先生。
カラオケが大好きという北村先生も一緒で、先に歌います。

♪気も合わないし 酒臭いし 顔も見たくない
だけどケンカの相手としてはなかなか骨があるー
ツンデレの北村先生にぴったりの「丸山先生に贈る歌」でした。
歌も、カラオケ慣れしてる感じ。そして橋下先生の番。体をゆすって
ノリノリ。
「これでもしも、歌がめちゃくちゃうまかったら、どうしよう・・・!」
歌手とかは別ですが、私は、カラオケがうますぎる男の人って
あんまり好きじゃないんです。そんなとこ器用でどうする!っていうか
ちょっとぎこちなくテレつつ歌うような感じが好き。
先生は、7人のお子さんたちに向けて、ということで歌い出しました。

♪辛いときにも力をあわせ 7人で乗り切れ
多けりゃ多いほうがいいから

ここで、画面の字幕は「2~3人増えるかも~」となってましたが

先生は ♪もひとり増えるかも~ と歌い
勝手に予定になかった感じのセリフ「ママ、もうひとりおねが~い!」と
叫んでシメました。歌はほのぼのとフツーぽく、しかしちゃっかりアドリブ、
やっぱり、いいな。

というわけで、グランドフィナーレでの歌も堪能、行列でマラソンの
欽ちゃんがゴールして、今年の24時間テレビも終わったのでした。



OP映像は「太陽にほえろ!」風。BGMもそうだし、刑事が走ったりバイクに
またがったりアクションシーンでつなぐ画面の作り方も。しかし、そこにかぶさる
テロップは
企画・橋下徹(ここで走る場面!)
プロデュース・橋下徹(ここでバイクに乗ってる顔のアップ)
主演・橋下徹(ガードレールをわざとらしく飛び越える場面)
と、先生一人の自作自演な気配がたっぷりと漂ったところで(笑)、黒バックで
画面の中からこちらに向けて銃をバキューンと打ち込む橋下刑事。
この瞬間、脳裏に、南海キャンディーズの「バァーン!」が
浮かんだ視聴者もすくなくなかったような…(笑)。
ここで、長いタイトルが出ます。

太陽のあぶない西部警察踊る純情派

「な、なんじゃこりゃ~」とつっこんでおきたいタイトルです。
踊る純情派って(笑)。

SCENE1)多分埠頭とかの近くの倉庫
麻薬の取引現場。ものかげで張り込んでいる先輩刑事と橋下刑事。
革のブルゾンもサングラスもとっても似合ってるのはいいんですが・・・
先輩の制止を振り切って「警察だ!」と銃を向ける橋下刑事。
敵(なんとボスが、日本を代表する悪役スタア丹古母鬼馬二さん!)が
「畜生!」と橋下刑事を撃とうとしたとき、先輩刑事・大滝が飛び出して来る!
大滝刑事「ハーレー! 危ない!」
橋下刑事を庇って撃たれて殉職。血を流して倒れる大滝刑事を抱きとめて
先生が「大滝さん! 大滝さん! 大滝さ~ん!」と倉庫の中心で先輩の名を
叫ぶシーンなんですが、なんだかまのぬけた叫び声に笑いを抑えられません。
紳助さんがあとで「あんたが悪いんやん、棒読み刑事」と言うのもホントその通り・・・
しかも、自業自得っていうか、自分のミスであっさりベテランの上司死なせてるし(笑)。
新聞には「後輩をかばって刑事殉職」の記事が、円広志下着泥棒でつかまる!
のニュースの隣に載りました。

SCENE2)警察の中の霊安室
大滝刑事の娘で橋下刑事の恋人・恵子(原沙知絵さん)が、父の遺体に
すがりついて「なぜ死んじゃったの?」と号泣(部下が間抜けだからだよ)。
先生の心の声「なぜだ! なぜ現場に血が流れるんだ」(だからそれは
橋下刑事のせいで・・・)
橋下刑事「俺のせいで…ごめん」と恵子に背を向けて、部屋を出て行こうとする。
大滝刑事の敵をうつ覚悟らしい。
恵子「行かないで! これ以上大切な人を亡くしたくないの!」
すると、橋下刑事は、振り返って恵子に向かって親指を立てて
「大丈夫だよ」と言わんばかりに微笑んで立ち去ります(笑)。
親指を立てるシーンというと、どうしても「チッチキチー」とかお笑い方面が思い浮かぶ
のですが、一応カッコいいイメージだと「トップガン」あたりのイメージ(無理ありすぎ)。
あ、修二と彰も親指たてるダンスもありましたね~。特撮には詳しくないのですが、
ちょっと「サムズアップ」で検索してみると(ヒマ人だな私って)「仮面ライダークウガ」の
主人公・五代くん(オダギリジョー)が、キメポーズとして結構してたらしい。
劇中に「古代ローマで、満足できる、納得できる行動をした者にだけ与えられる
仕草だ。お前もこれに相応しい男になれ」と恩師が五代に、親指を立てるポーズの
薀蓄らしきものを語るシーンもあったらしい。
ハーレー刑事、満足や納得できる行動は何ひとつしてません(笑)。


SCENE3)警察の駐車場。
赤いハーレーが停めてある。
銃をセットしてハーレーで夜の街に走り出す橋下刑事。
窓からブラインドを押し広げて、ボス(ゆうたろうさん!何気に豪華(笑))が
「死ぬんじゃねーぞ、ハーレー」とバイクを見送ります。
橋下刑事の心の声「大滝さん、あんたの仇は俺が必ずうつぜ!」←警察官とは
思えない個人的なことをつぶやくところも素敵(笑)。しかもすっかり殺る気(笑)。

SCENE4)ホームレスの家が並ぶ薄暗いエリア
橋下刑事、いくつかある掘っ立て小屋のひとつに近づいて、中の男を呼び出す。
出てきたのは、情報屋の男。ヒゲは伸びて、薄汚れた感じの格好で
「これはこれは旦那様! お久し振りです、少々お高くつきますぜ」なんて
古典的なセリフを言って出てくるんですが・・・この役者さん上手!って丸山先生!
弁護士らしくないふたりが共演というのもすごいですが、丸山先生は本当に
個性派俳優に見えるくらい芸達者(あとで演技を褒められた丸山先生が
「芝居じゃなくて普段割とああいう生活してますから」と答えてたのも面白かった(笑))。
その情報屋・丸山に、ぎこちない手でタバコの箱を取り出し、お札を挟んで
「しかたねーな、ほら、受け取れ」と情報料を支払い、マフィアのアジトを聞き出し
バイクで走り去る橋下刑事。それを見送ってにやり、とカップ酒を飲む丸山先生。
普通の刑事ドラマに出られてても違和感なかったかも(笑)。

SCENE5)
マフィアのアジト(建設現場風)に単身ハーレーで乗り込む橋下刑事。
「あいつが来たぞ!」とザコなマフィアが3人銃を構えたのを見て
橋下刑事・心の声「まずは3人か、上等だ!」と張り切って早速撃ちます。
さらにバイクで疾走する中、火薬が派手に爆発!
物かげ(お約束のドラム缶とか麻袋だったような。。。うろ覚えだけど)から
ライフルを構え、高い建物のうえの犯人を撃ち落とす。
ここで、敵の銃が、巻き添えになった一般人(松澤さん)を撃っています。
殺人事件が目の前で起きたことにも気付かないハーレー刑事・・・。
このへんは、本格アクションって感じで、撮影も大変だったろうなーと
ちょっと慣れてきたせいもあって落ち着いて感心もしつつ視聴できました…
後ろから丹古母さん(大ボス)に撃たれそうになった気配を察知して
(空気は読めるキャラ設定?でもだったら張り込みのときは・・・)
銃をかまえてクルリンと体を回転させながら撃つ。その「クルリン」が
わざとらしくてかなり笑えます…。そして、そのまま敵を撃ち、
心の中でニヒルに呟きます「大滝さん・・・仇はとったぜ」。
この時点で何人撃ち殺してるのかしら、正当防衛で許される範囲かしら、と
橋下刑事の今後が気になるところでパトカーがやってきて(銃撃戦の
始まる前に来ない…)恵子が現れて
「橋下さん、無理しないでっていったでしょ!」と飛びついてくるので
抱きしめ返す橋下刑事。その時、丹古母さんがまだ死んでなかったらしく
起き上がって橋下刑事を再び狙いますが、また察知されます。
「危ない!」と抱きしめていた恵子を放り出すことはできたけれど、自分は
逃げ遅れて銃弾に倒れてしまいます。お約束で恵子の腕の中に
苦しげに倒れこむ橋下刑事。
橋下刑事「な、なんじゃこりゃ~!」
恵子「橋下さん、死なないで! 私、あなたのことが…」←親の死因になった男に
何を(笑)?
橋下刑事「(懲りずにまた親指を立てて)グッバイ…」ガクっと目を閉じて力なく
くずおれる。
恵子「橋下さん!」
「グッバイ」のセリフ回しは若干シロートですが(笑)、画面の作りは本格的。
上から引きで全景が写ってパトカーのサイレンが悲しげに鳴るところなんて、
劇場版の「踊る大捜査線」のすみれさんが撃たれた場面みたいな雰囲気・・・
それにしても無駄な血がたくさんながれるドラマなんですね、これ(笑)。

SCENE6)墓地
墓前に線香を手向ける恵子。そこに、足音。
恵子が振り向くと、橋下刑事がお墓用の花を持ってやってくる。
デニムに白シャツ、黒のジャケット。
橋下刑事「ごめんね!遅くなって」←いつもの私だと「いやー何時間でも
待つでしょ、ここは」とテレビに向かってつぶやくところですが(笑)
このときは、そんな気力はなかったです、色々凄すぎて。
恵子「おなかの脂肪厚くてよかったね!」と橋下刑事の腹をぎゅっとつまむ。
「すごいねーこれ」と嬉しそうに腹肉をつまむ恵子さんが妙にキュートでした(笑)。
橋下刑事「そうだね、ははは」と、照れて頭をぽりっとかくしぐさ(古典漫画でしか
見ない、ある意味重要文化財的ポーズです(笑))。

恵子「久し振りのデートだから、美味しいものが何か食べたいな」
橋下刑事「おいおい、住田弁護士みたいになっちゃうぞ」
恵子「スブタ?」
橋下刑事「スブタ?」
爽やかに笑いあって立ち去る二人。大滝さんの殉死を思うとなんだか泣けます(笑)。

そしてエピローグ。
ゆうたろうさん演じるボスが「…スブタ、か」と呟いて、窓の外には沈んでいく夕陽。

FIN

※注意・これは私の初夢でも妄想でもありません(笑)。
10分ちょっと、全国に流れたんです、
私の脳内じゃなく、日本中のテレビに・・・。
by tohko_h | 2007-08-25 17:35 | HashimotoGovernment