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マエガミとシッポとシュン。

今、アクション系でホラーまじりのミステリアスタッチ(仕事での
あらすじ紹介でこんな長島茂雄氏みたいな文章書いたら
許されまい…)の夢を見て起きたのでくたくた。

しかも、1本の映画を見たあとみたいな「あ、夢が完結した」みたいな
ヘンな後味が残ってて、気持ち悪いのでそのまま寝てしまうと、
もっと怖い続きがはじまりそうなので、目覚まし代わりにブログに更新。

ひとりの青年がいる。24歳くらい。ていうか、ファンでもないのに
なぜか前髪だけが長く、すこし個性的な髪型で、細身のパンツもシャツも
真っ白な小栗旬だ。
なので、彼の名前をシュン、としておこう。

シュンは、親に捨てられてどこかの施設で育ったらしい。
なので、愛情ぶかい物を見ると破壊衝動にかられる。

健全な道を歩いている親子連れを見るとぶるぶる震えて憎しみを
あらわしたりしてたので、とにかく、そういう家族的なものが
心底憎いらしい。

そんなシュンの仲間は「マエガミ」と「シッポ」と彼がひそかに呼んでいる
自分の前髪と尻尾(があるわけではないはずなのに、なぜかかかとから
生まれたそいつをシュンはそう呼んでいた)から生まれた妖怪だけ。

街の真ん中に、高いタワーがある。細長い超高層ビル。円柱みたいな形で
空に向かって伸びている。そこは、学校。さまざまなジャンルの特技を持つ
国中のエリートが集まっている。シュンは、その中にいて(何の特技が不明。
でも頭は凄くいいらしい)、寮(も同じ建物にある)で暮らしている。
なぜか、講師陣の幹部にピンクレディーがいたりするところは夢ならではの
謎のキャスティングだ(笑)。

色々な意味で恵まれている学生たちの集まり(年齢幅は子供から30歳
くらいの人までいる)に溶け込めず、孤高の人として生きていくシュン。
しかし、シュンに話しかけてくるひとりの平凡な青年(顔覚えてない)。
彼は、美しい母と二人暮らしで、他の学生と比べると貧しい設定なのだが
休日になると、母親と散歩とかをして楽しそうだ。お金はあるけど愛に
あふれている彼を、シュンはもっとも憎む。

その彼が何か手柄を立てて、表彰されることになる。
高まるシュンの憎しみ。

高いところにあるホールで、スポットライトを浴びる彼。
鳴り響く音楽、笑顔、賞賛の言葉に彼が包まれるころ、シュンは
螺旋階段を飛び降りるようにして、地下のボイラー室に向かう
(ふわっふわっと降りていく。超能力みたいなのを持ってるらしい)

手には、小さなボトルを持って。

ボイラー室には、地味な上っ張りを着た受付の少女。

彼女に一言告げるシュン。

「今日、オレ、誕生日だから、でかいローソクに火をつけてお祝い
したいんだ」といって、ボトルの中の液体(ガソリン)を撒いて指先で
火をつけて(このへん記憶曖昧。超能力で点火してたかも)、今来た
道を飛び上がっていく。

しかし、異常に気づいて、ビルから全員が無事に避難する。

ビルの中に残ったのはシュンだけ。

だけど、場面変わって、シュンは、ひとりでタクシーに乗っている。
うまいこと逃げたらしい。マエガミとシッポはいないようだけど。

と、思ったら、マエガミ(というか、シュンの前髪)が「いるよー」と
シュンに脳内から話しかけてくる。「シッポも、一緒さ」と。

それを聞いてほっとしたように微笑むシュン。

タクシーを奪って逃げることを決意し、運転手の顔を見ようとしたところで…

目が、覚めました。

覚えている部分だけで、こんな感じ。
シュンの極悪ぶり、火をつけたあとで追手が現れて、とか、色々
アクションシーンもいろいろあって、疲れました。

基本的に映像で話が進むのですが、時々、浦沢直樹先生の絵柄に
なってました(笑)。

しかし、細長いビルに放火して「ローソクに火をつけたくって」って、
そのセリフ回しは木村さんもびっくりだ・・・

そして、色々な意味で、自分の精神状態が心配になる夢でもありました(苦笑)。
by tohko_h | 2008-05-16 01:55 | dreaming