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和田さんの気持ちはなんとなく判ってしまう。

「ごくせんは不良を讃えるな」 和田秀樹さんがコラムで異論
※記事要約
精神科医の和田秀樹氏が、雑誌のコラムで人気ドラマ「ごくせん」に
ついて痛快なドラマであることは認めつつも、ある設定について不満を
述べた。そこから、ネットなどで論争が巻き起こっている。
その設定というのは「主人公の教え子たちの不良より、別の進学校の
優等生のほうが性格が捻じ曲がっている」というところ。秀才が
「世直し」と称して、鉄パイプで成績が悪い子を襲うという話があったそうだ。
和田氏は「秀才=悪、不良=心はキレイ」という図式が青春ドラマの
ステレオタイプになっている、と述べ、これらのドラマが、勉強のできない子が
「人間性がしっかりしていればいい」と自己正当化することを増長して
しまうのではないか、というところを危惧しているそうですが、ネットや
教育関係者の間では賛否両論といったところ。

後半の「勉強できない人が自己正当化うんぬん」はさておき、
確かに、ドラマや漫画の中で、魅力的な主人公や人気者のモテ役は
「不良」であることが多い。そして、優等生は「まじめだけどダサい」とか
「実は陰険で悪事の黒幕」といった、おいしくない役割で描かれることが
多いのは事実。「金八」の昔から、ジャニーズ枠のかっこいい男性タレントは
大体不良の設定だし(マッチとか)、優等生は、児童劇団出のぱっとしない子
だったり・・・(笑)。
視聴率がごくせんの3分の1か4分の1しかないから話題になってないんだと
思いますが、上戸彩主演の「ホカベン」でも、この前「先生に受けのいい
優秀な少年が実はいじめの黒幕で皆に嫌われまくっていた」という話を
やってました。

不良=ファッショナブルでカッコいい、優等生=先生には褒められるけど
なんかダサい。というお約束設定は、かなり根強く昔からあって、それの
もっと進化しちゃった形が「心優しき不良と、イジワルな優等生」パターンと
いえるでしょう。

大体、不良キャラが熱くトラブルについて語っているところで「先生、授業を
進めてください!」と言い放つ、とか、優等生キャラっておいしくない出番が
多いんですよね、あの手のドラマ。男子は七三メガネ、女子だったら
三つ編みにメガネで、陰険そうな顔の人で、あだ名が「委員長」(笑)。

自分自身ヤンキーでも委員長でもなかったけど、中学時代
ヤンキーな先輩に「生意気」と囲まれたことがある私としては、
そういう、まっとうな学生さんを押しのけて不良の主役級がクラスを
熱く盛り上げる、みたいな不良賛美系ドラマや漫画は前から
好きじゃありませんでした(「ごくせん」も「ルーキーズ」も見てないや、
そういえば)。

どっちかっていうと、不良側より、不良に授業の進行止められたり
ホームルームで担任と不良の熱いぶつかり合いとかを聞かされるのは
ごめんだわ、と思う側ではあったので、美しい不良、が活躍し続ける
ある種のドラマや漫画で、影響を受けて何かがどうなる、とは思いません
けれども、見ていて「また、素敵な不良大活躍かー勘弁!」というのは
本音としてはあるので、和田さんの言うこと、半分くらいは判る気がします。

一度作って欲しい…ジャニーズとかモデル路線のイケパラな皆さんが
優秀なエリート男子集団を演じて、ブッ細工な不良を駆逐して正論を
ぶっちゃけまくるドラマ(笑)。
by tohko_h | 2008-05-25 20:40 | NEWS