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言論…というか危険な方言統制。

日本ハムが来季から「関西弁」のNGワード化を検討していることが
2日、分かった。大阪生まれのダルビッシュ、大阪桐蔭出身の中田ら
人気選手をはじめ、近鉄OBの梨田監督を含めて関西にゆかりがある
メンバーが多数在籍。公の場で方言で発言することがあり、
北海道の本拠地イメージが薄れると不評の声が上がっていた。

球団幹部は「北海道のイメージを連想できない。細かいことだが、
そういう部分も大事」と意図を説明した。お立ち台などで、
ありのままの言葉、受け答えの方が選手の個性が感じられ、
逆に親近感がわくという意見が一方にあるのも事実。また
すべてを規制してしまうことは不自然さにつながるため、当面は
公式行事、記者会見などの場での標準語、または北海道弁推進から
スタートしていくつもりでいる。あくまで個々の自浄努力のため強制ではなく、
意識改革を重点に進めていく。(日刊スポーツより)


これが、たとえば、その土地出身の人しか聞き取れないような
マイナー(マイナー=悪いって言う意味じゃなくて通じる確率的にね)な
方言だったら「会見では無難に標準語のほうが」って個人的にアドバイス
するケースもありえるかもしれないけど、関西弁って、テレビで毎日
当たり前に聞かれてるし、どの地域の人が聞いてもたいていの意味は
分かるような気がするので、別に、他の地域で話す人がいても、
問題はない気がする。

そもそも、北海道らしさってなんだろう。北海道の歴史は浅い。色々な
土地の人たちが集まって開拓した。それゆえに、さまざまな出身地の人たちの
寄せ集めがスタートだ。だったら、ハムだって、そういうイメージだって
いいじゃない。色々な言葉やキャリア(高卒、大卒、社会人、FA組、
トレード組など)の人たちが集まってチームを作り、さまざまなお国言葉が
飛び交う、というほうが、よほど本拠地ホッカイドウ、らしさが出てよいと
思うのだが。広島弁の二岡に、中田が関西弁でなんか言ってきて、そこに
外国人選手がかたことの日本語、なんて風でいいんじゃないの? 別に。

実際に、転勤でよそ者として北海道に移り住んだ経験が私もあるんだけど、
良い意味で、人の出入りにすれていた印象。「よそ者に対する抵抗」が
ものすごく低く、北海道弁を無理に話そうとすると「そのうちそうなるから
やめときな」みたいなムードでした。そういう敷居の低い土地柄と
「北海道弁推進」という押し付けがましいチームのイメージ戦略が
ものすごく食い違ってる。北海道弁を公で話してほしいなら、ドラフトで
全部北海道の子ばかり指名してみれば(笑)。

ホント、意識して発せられるよその土地出身の人のぎこちない方言ほど
聞いてる側(特に地元の人)にとって赤面モノのことは無い。似合わない服を
着てる人を見るようないたたまれなさというか。なので、会見で、お仕着せの
北海道弁を話す選手なんて誰も見たくないと思うなー。ハムファンも
普通の道民も、他の地域の野球ファンも。
by tohko_h | 2008-12-07 20:47 | baseball