韓国に野球の神様はいないのか。
2009年 03月 18日むかっとくるんですよね、WBCの韓国戦。
あれが見たくなくてなんとか勝ってほしいと思ってるといったら
本末転倒かしら。
前回もそうだったけど(でも今回、イチローが「屈辱でした」って言ったら
「じゃあ打てばよかったじゃん」と言いたい気持ちも…)
川原泉の野球漫画のモノローグに「山には山の神様が、かまどには
かまどの神様がいるように、もしいるなら、野球の神様、ここで
打たせてください!」みたいなセリフがあって(そこはすごくいい場面なので
今思い出しても涙が出そう。「メイプル戦記」と「甲子園の空に笑え」の
どっちだっけ?)、確かに、甲子園とか見てると、ただのシロートの高校生に
神が降りた瞬間、みたいなものがあったりするから本当に面白いし
美しいスポーツだなあと思うのです。
実際に、田中くんもどっかのインタビューで「野球の神様はいると思うか?」と
聞かれて「いると思ってる」と答えていた。
そんな彼は、マウンドに登場するとき、そっとマウンドを「よろしく」とでも
言っているかのように撫でる。あれは彼なりの「野球の神様」への挨拶なのだろう。
そんな田中君にとって例の韓国のアレは、かなりショックだったんじゃないだろうか。
逆に言うと、そんなのたまんねえよっていうことで気迫のピッチングにつながったのか。
とにかく明日のキューバ戦では、ランナーが出たら点につなげる、地味で面白い
日本野球らしい戦いが見たい。