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2006年 09月 03日 ( 2 )

「チーム・バチスタの栄光」 海堂尊
てっきり、タイトルのイメージから、サッカー小説か何かだと思ってたんですが、
これは、医療モノです。というか、大学病院を舞台にした人間ドラマチックなミステリー。
第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作ってことで、読むのをためらってました
(最初の受賞作「四日間の奇蹟」が自分のツボからアウトだったので、つい…)。
私が、きっとサッカーチームの名前か何かなのだろう、と勘違いしてた「バチスタ」と
いうのは、手術の名前でした。
本文から引用すると「拡張型心筋症に対する手術術式である。肥大した心臓を
切り取り小さく作り直すという、単純な発想による大胆な手術」で、創始者の
バチスタ博士の名前で呼ばれており、「左心室縮小形成術」というのが正式名称。
バチスタ手術の権威として、東城大学医学部付属病院に呼ばれた天才外科医・
桐生恭一助教授を中心とする手術専門の「チーム・バチスタ」は、次々に手術を
成功させ、メディアにも取り上げられるほど、大学の名前を高めてもいた。
しかし、最近、立て続けに3例術中死が発生。大げさにしたくないけれど原因が
何かあるとしたら調べなければ、ということで、内部調査役を押し付けられたのは
不定愁訴外来(内輪では愚痴外来と呼ばれ、ほとんど患者の愚痴を聞いたり
ぼやきに付き合うことが主な仕事だったりする)の責任者で神経内科教室の
万年講師、エリートコースとは無縁の田口だった。田口は、自分の診察室に
「チーム・バチスタ」の面々を呼んで聞き取り調査をし、バチスタ手術にも立ち会う。
さらに、厚生労働省の変人役人・白鳥も調査に加わって…事故か、医療過誤か、
輝かしい栄光に彩られた「チーム・バチスタ」の裏には、何か秘密が…?

というわけで、「白い巨塔」でも描かれた大学病院内部のあれこれを、術中死、
という事件とからめてミステリーにした小説。これは、三谷幸喜さんがシナリオ書いて
舞台か映画にしたら面白いかもしれません。愚痴外来の先生・田口、
田口の診察室についた勝気なナース、そして、ビジュアルは違うけど
阿部ちゃんあたりが演じて欲しい、濃くてむかつくキャラだけどだんだん
クセになってくる珍味系キャラの役人・白鳥。したたかに田口を利用しようとしつつ
持ちつ持たれつになる憎めない教授、そして個性豊かなチームの面々。
彼らのキャラが全部立っていて、聞き込み調査のところの会話が飄々としていて
なかなか面白かったです。私は読んでないけど、奥田英朗の「イン・ザ・プール」
とかも、こういう感じなのかなーなんて、なんとなく勝手にイメージしたりして。
「このミス」と聞いて「やめとこ…」と思うのはもうやめます(笑)。
by tohko_h | 2006-09-03 22:37 | reading

今日は、月に1度のシンクロナイズドクッキングの日。
9月のお題は、スタミナメニューということで、やはり肉でしょう、ということで
お肉を使った丼モノを作ってみました。

セレブ系料理研究家の井上絵美さんのグルメ日記「おいしいものに、恋をして。」にちらっと
載っていた、豚肉をカリカリにして、バターと醤油でこそげ取った油をあとから
シソと一緒にごはんにON!というメニューの簡易版みたいな感じ。
名づけてバラバタ丼。
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作り方)
①塩コショウした豚バラをフライパンで焼く。
②途中で、フライパンにバターと醤油を一緒に入れて、豚バラと絡めつつ
カリカリと焼く。
③焼けたら、ご飯の上にお肉と焼いたあとの油+バター+醤油のエキスも
かける。
④せんぎり(に、なってないですが(笑)にしたシソを載せる(今日はミョウガのせんぎりも
一緒に載せてみました)。

美味しいです。ご飯少な目、肉多めがおいしいですよ。帯広名物のブタ丼にも
少し雰囲気的に近いものがあるかも・・・

おまけに、昨日夫が作っていた、カツオのタタキ(っていうかヅケ)丼の写真も。
こちらはほうじ茶をかけてお茶漬で食べました。
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by tohko_h | 2006-09-03 21:16 | cooking