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2006年 12月 19日 ( 6 )

不在の存在感

昨日録画しておいた「豪腕!コーチング!!」を再生…先生のご出演、今週は
なかった…
今まで、いろいろなコーチにいろいろ習ったタレントさんが、テレビでお披露目したあとも
継続して練習してる様子をリポートしたもので番組的には面白かったけど
(安田大サーカスのクロちゃんとHIROのドラムとピアノのセッションで少し
泣いちゃった。あと、若いときより今のほうが妖艶でいいなあ、フラメンコに
のめりこむ有賀さつきさん)、不在の存在感っていうんですか?
橋下弁護士どこ行っちゃったの?と、さみしくワイングラスをかたむけながら
「橋下弁護士いねがー」と秋田のなまはげのような勢いでテレビをガン見してた23時…

しかも、今週の日曜日は「行列」もサッカーでお休みだったので、橋下弁護士が
足りません! 「スパモニ!」と「スタ☆メン」のシリアスに真実を追い求める姿は
沢山見られたのですけどね。
「スタ☆メン」では、石原都知事の出張問題などについて、スタジオゲストで
登場した都知事本人に率直に疑問をぶつけていてカッコよかった! 
(以前「スパモニ!」で、「僕は個人的に石原都知事ファンです」とおっしゃってたけど、
それはそれこれはこれで、きっちり追及する姿がジャーナリスティック)
クリスマスには「ネプリーグ」に出られるようなので、それまでは今までの
秘蔵映像をひっくり返して耐えます(って、DVD100枚越えてるのでそれだけで
数ヶ月もつはずなんですが(笑))。

内館牧子さんの対談集「おしゃれに、女」で橋下先生発見!
これは、ある雑誌で内館さんがいろいろなジャンルのゲストと対談をする連載を
2冊にまとめたものの1冊です。リアルタイムで掲載誌はもちろん読みましたが、
うっかり買ってしまいそうです(写真はモノクロ1枚でも)。
内館さんは、体育会系の男っぽい男の人って大好きだから、橋下先生とのトークの
相性も実際に良かったんじゃないかなーと推測。

余談ですが。
初めて第1話から最終回までリアルタイムで見通したドラマって、たぶん
内館さんの「クリスマス・イブ」でした。
主演は、吉田栄作と仙道敦子。
ラブラブなふたりにちょっかいかけてくる上司の宅間伸さんを「カッコいいなー」と
毎週見ていた当時のわたくし…
by tohko_h | 2006-12-19 23:17 | HashimotoGovernment

強運の持ち主

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「強運の持ち主」
瀬尾まいこ

装丁のあまりの可愛さに衝動買いしたけど、
自分としては割と当たり!な1冊でした。
元OLのルイーズ吉田は、人生相談風味の占いをショッピングセンターでしている。1件3000円。
割のいいバイト感覚でやってるところもある。
恋人は、かつてカップルで占いに来ていた男の方。星周りなどが凄く良かったので、仕事の相性占いもそこそこに、彼をオトして付き合いだす。今はなかよく馴れ合いカップル。

役所づとめの穏やかな彼とお気楽占い娘の恋ののんびりした感じ、
占い+αで解決していく顧客の悩みなど、後味が良い連作4編。
疲れたとき、寝る前、装丁がきれいなので勇気がいるけど
お風呂でリラックスして読むのも悪くない感じです。
生意気な弟子、気の合わないアシスタントなどに苦労しつつ
彼らのいいところが見えてきて仲間になっていく、みたいな
生ぬるいといえばぬるけどそのほわっとした感じに救われるというか。
さりげなく書いてみると、職場に今、苦手な人がいない。
苦手だと思ってた人の苦手じゃないところがわかって、尊敬できる所がわかって
それが全部になった感じ。瀬尾まいこワールド的なことって、リアルでも
30歳過ぎてもたまに起こりえるから、楽しい。

恋愛の描写も、あるあるある!と、クイズ100人に聞きました状態で
読んでて声をあげて同意したくなるところがあった。
お話の途中で、おっとりした彼とのなれあいムードに彼女がうんざりしかけるんだけど、
すったもんだがあったあげく、彼女は気づくんです。
好きな人とダイエーやヨーカ堂(おしゃれなデパートじゃなくて)に夜遅くに連れ立って
買い物に行って抗菌グッズとか所帯じみた買い物をする楽しさに。
昔ヒットした竹内まりやの歌で「冷蔵庫の中で凍りかけた愛をあたためなおし
たいのに~」みたいなのがあったと思うんですが、こういう日常のなかでふと
愛情の原点に立ち返る瞬間を気持ちよく描いてあるところがかわいかった。

占いも人の気持ちも絶対じゃないからこそ、生き生きと時は流れるわけで日々は
そう悪くない感じになるんじゃん、と、根拠はないけど鬱陶しくないていどに
元気に、ポジティブになれる本です。そういう「なんとなくいいこと、そのうちあるでしょ」
みたいに思える人は、みんな「強運の持ち主」になれるかも、しれないな、程度の希望を
もらえる1冊、かも。
by tohko_h | 2006-12-19 17:29 | reading

Presents

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Presents
作 角田光代
画 松尾たいこ

女性が一生を生きる中で、さまざまな
であった人たちから受け取る「プレゼント」を
テーマにした短編集。
基本的に角田さんアレルギー(文章の感じと
ヒロインの性格付けが合わない)なんだけど
これは素直に読めた。いい短編集。
装丁もかわいいし、文字通りプレゼントに
するのもあり、かも。

と書きつつ、人に本を贈られるのって、あまり得意じゃないんです。
高校時代は、男友達(私の片想いの相手の友達、というのが正しい)に
誕生日に銀色夏生の詩集を贈られ「ロマンティックな子だ」と思われてるのか?と
妙にこっぱずかしかったし、女友達に自己啓発系の本(あなたを元気にする100の
方法、とか、それ系の本)を贈られると「私、今、何かしんどそうに見える?」と
かえって凹んできたりとかした経験があるので。
なので、逆に、私も友達に本ってあんまり贈らない。贈ったことないかも。
自分で読んで面白かった本を「もう読まないからいいよ」って貸すみたいに
進呈しちゃったりってのはよくあるけど、改めてリボンかけて、みたいなのは
したことないはず。ホントはやってみたいんだけど。大好きな伊勢丹チェックの
文庫カバーをかけて「蒼穹の昴」を贈ったりしてみたい。
でも実際。
服飾小物よりセンスの個人差が激しいジャンルな気がする。
だから、サン・ジョルディという、好きな人に本を贈りましょう、みたいな
バレンタインの何番煎じ?みたいなイベントも何年たっても定着しないと見た!
ああ、でも、入院した友達がいたら、三浦しをんのエッセイをまとめて抱えて
お見舞いに行くかも!
子供のいるおうちに絵本とかを持っていくのもいいな。

というわけで、本をプレゼントする話にそれちゃったけど、それはおいといて。

この短編集では、親からもらった名前、入学祝のランドセル、という子供時代に
もらったものから、恋人にもらう初めてのキスや合鍵、やがて恋が実って
嫁ぐ日のウエディングベールや、結婚した夫が贈ってくれた温泉旅行、
そして逆に嫁ぐ子供から母親としてもらうもの、という風に、プレゼントを通した
女の一生、が12の物語として語られている。普段だと気風のよさをひけらかしすぎって
感じで肩が凝ってくる角田さんの文章も、ほどよく力が抜けていて読みやすかった。
ネタバレになっちゃうけど、夫が浮気をしてお詫びをかねて温泉旅行に行く話。
なんかあっさりと許すっぽい展開になったのが意外! 
12話の主人公が同じ女とはどこにも書いてないけど、ついそういう風に読んでいた
私は「合鍵」の話で、心変わりした恋人への思いに純粋に傷ついていたヒロインが
結婚して数年たってここまでたくましくなっちゃったんだ、結婚っていうのは
進歩?それとも何かの劣化?麻痺?とか、ミョーにいろいろ考えちゃいました。
by tohko_h | 2006-12-19 17:28 | reading

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東京タワー
~オカンとボクと、時々、オトン~

リリー・フランキー

大泉洋さんと田中裕子さんのドラマを見て
かなり感動したので、その勢いで
原作本を購入しました。会社の同僚で
首都圏出身の30代の男の人たちが
「地方出身じゃないと泣けないのかも」
と言ってたこととか思い出しつつ。
確かに、親もとを離れた経験があって、
段ボール箱で食糧貰ったことがある人は
感情移入しやすい部分、もあるかも。

この本のもっと凄いところは、親を愛してる人なら誰もが恐れている
「いつか親が死ぬところを見なければいけない」というこわさをきちんと
描いたところだと思う。そういう普遍的なテーマを正面きって小細工無しで
書いたところが凄い。良い意味で臆面もなく書けたのは、小説家として
名を成した誰か、ではなくて、みんな名前はなんとなく知ってるけど
何やってるんだろうなーというとらえどころのないリリーさんだったからかも。

なので、オカンが病気になってからは、泣きながら読んでるのか
読みながら泣いてるのか、自分でもよくわからなかった。
しかも、お風呂に入って読んでたから、ますます頬を伝うものが
汗か涙か水滴かナゾ状態で、でも最後にはしゃくりあげてしまったので
やはり泣きながら読みました。

が、何度もリピート読みをしたり、好きな本を聞かれたり人に何か
紹介してくれと言われて薦めたり、ということはしないかも。
ボロボロに泣いておいていうのはなんですが、小説としては、
好みじゃなかったのです。
映像だと駆け足で見せてくれた、ちゃんとした暮らしをするまでの
リリーさんのぶらぶらぶりが「苦労したお母さんからお金をもらうダメ息子」に
しか思えなくて、それであとからオカンっていってもなーみたいなわだかまりを
勝手に第三者のクセに感じちゃったのが最初のつまづき。
あと、小説として実際の場面、キャラの動きはよく描けてるんですが
地の文に入ってくる、リリーさんの主観たっぷりの文章が邪魔だったり
説教臭かったりして・・・このへんも、ドラマには無かったので「蛇足!」と思った。
まあ、オカンの手作りご飯を食べなかったり、葬式の日に原稿催促の電話を
かけてきたり、編集者が悪者として登場しまくってたからってわけじゃないけど・・・
そういう、リリーさんのアレコレに対する「好き嫌い語り」が、物語のテーマの
「オカンが大好き」というまっすぐさにさおさしててもったいない!みたいな
ところがいくつかありました。そういう凸凹した余計なところがなめらかになったぶん
奇麗事になってたのかもしれないけど、私はドラマのほうが素直に見られた
(いかにも久世さんの追悼も兼ねたっぽいベタなセンチメンタリズムが
心地よかったぶんだけ)。

リリーさんのおセンチものだと、ナンシーさんとの共著「小さなスナック」の
あとがきの追悼文がすっごい名文だと思います。
by tohko_h | 2006-12-19 16:24 | reading

おやおや、今日の旅人さん、どちらに行かれるんですか?
校了のピークも過ぎたからって、こっそり電車でランチ行っちゃいますか。
神保町から何線で? はいはい、永田町の長い階段を下りるとそこは
有楽町線だった、はいはい、半蔵門線から乗り換えて、どこへ?

あらー、降りたのは銀座1丁目の駅ですよ。
並木通りを歩くおしゃれな女性の中で、あなたちと浮いてやしませんか?
(ここまで「ぶらり途中下車の旅」の滝口順平さん風に読んでください(笑))

というわけで、阿藤快、あるいは彦摩呂になりきって並木通りを
ずんずん歩き、オシャレ女子が喜ぶアフタヌーンティー本店や
サマンサタバサを横目にまっしぐらに行って参りました。
三州屋銀座二丁目店まで。
こちらのお店、チキチキさんを筆頭に、appleさんまゆみさんのところで
カキフライのおいしいお店としてすっかり私の脳内にも刷り込まれて
いつか行きたいお店リストのトップにあったんです。

昨日、修羅場パート1が終わったので(パート2はおそらく水曜日から木曜日)
息抜きとご褒美に、贅沢ランチをしたい、と憧れのお店に行くことを思いついたの
でした。並木通りから細い路地を入って突きあたりにのれん。
お店の中は広くて、昼からビールを飲んでるスーツの男性などもいます。
女子ひとり客はいない気配。
カキフライと決めて来たのに、心をゆするメニュー類。
たまに、好きな洋服屋さんで「ここからここまで頂戴!」と女王のように
腰に手を当てて言ってみたい、と夢見る乙女なワタクシですが、
このメニューを端から端まで頂戴、と言ってみたい新たな野望が・・・
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お刺身関係、焼き魚関係など、魚好きには涙の出そうなラインナップ。
飯田橋にもお店があるらしいけど、ぜひ、魚類ランチの選択肢が少ない
神保町に来て欲しい…ラーメン屋さんが多すぎるんだようちの会社の近所。
「カウンターでいい?」と店員さんにフレンドリーなタメ口でしかしどこかしら
クールに話しかけられ(笑)白木のカウンターに座り、やはり牡蠣フライをオーダー。
来ました・・・あまりに興奮して、半分食べ進むまで撮影忘れてた・・・
というわけで、ふっくらしたフライが6つ載ってました。ご飯は周囲の人の
器が大きくみえたので半ライスにしました。サラダは、千キャベツと、
フルーツを白っぽいドレッシング(ヨーグルトとかマヨネーズとか)で和えたもの。
このフルーツ和え、なつかしの給食の人気デザートを思い起こし、後を引きます。
ご飯類と同じ皿に果物って苦手なほうだけど、気に入りました(ベタですが
酢豚のパインとかね。果物を使ったソースが肉料理に、とかは平気だけど。
カレーに林檎摩り下ろすのめんどくさくてジャム入れたり自分もするし)。

というわけで、6つあった牡蠣を3つ食べたところで記念撮影。
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・・・本当にね、おいしいんですよ。牡蠣フライって食感が難しい。
揚がりすぎてると、むしゅっといやな歯ごたえと失せた風味の最悪テイストに
なっちゃうし、うまく半生になってても衣が貧相だと「加熱したぱっとしない牡蠣」
以上のなにものでもなく。その点、こちらのフライは、衣のざっくりした力強さと
半生感の残る牡蠣の食感のバランスが完璧。「牡蠣フライってあんまり好きじゃ
ないの」という人を連れてきて「これでも嫌い?」と調教してあげたいくらいです。
ここのカキフライを食べるまで、全国のアンチ牡蠣フライの人は結論を
出さないで、と声を大にして言いたい! そして、半ライスなんて弱気を
言うのはよしておきましょう・・・写真撮り忘れとライス減らしたのが
今回のミス。次回は絶対にそんなヘマしません!

箸でちぎった断面図。このジューシーな艶を独り占めできる喜び。
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ぜひ、今度は誰かと一緒にいって、エビフライとシェアしてみたいものです。
でも、海鮮丼みたいなのもおいしそうだったし…といいつつ、座った瞬間に
「カキフライ」と、幸せへの呪文のように唱えてしまいそうです。
とりあえず、来年1月に帝劇にちょっくらおでかけする際にまた行こうと決めました。
そのときは、飲みますよ、ビールだって!
そして、食べる前に写真も撮ります(笑)。

東京都中央区銀座2-3-4
電話 03-3564-2758
営業時間 11時30分~22時30分
定休日:日曜

by tohko_h | 2006-12-19 12:02 | eating&drinking

i album -iD-

某所のビンゴ抽選会でipodを当てたのだが、結局バッグの中に入れてるのは
ポータブルCDプレイヤーだったりして。
「コンサートまでに聴いておくか」と、先週発売だったKinKiKidsのアルバムを
思いつきで、昨日の朝入れて、出勤しつつ初聴きしました。
発売日よりだいぶ熟成させてたから、じゃないのはもちろんですが、今回のアルバム、
いいんです!

デビュー当時の「なんでもいいからあのふたりのCDが欲しい!」という飢えていた
状態だったころから何年も経った今(来年、デビュー10周年)、正直、毎年出る
2枚くらいのシングルとアルバム1枚、買ってますが、そのころのテンションからは
ずいぶん落ち着いて「あ、出たのねー」くらいの気持ちで買ってますが・・・
私はポップなKinKiが好きなので(良い意味で歌謡曲が似合う歌声の2人だし)
最近の、頭よくなって難しい曲を作って歌えるようになってクオリティのあがった
ふたりには「じょうずだけど、面白みにやや欠けてる」みたいな印象があったんです。

今年のシングルにしても、「夏模様」も「Harmony of December」、
どっちも、スローな曲で剛くんが主旋律で光一くんがハーモニー、という
単純な歌割りで、棒立ちで歌う、という、良くない方向性で落ち着いたものを2枚
出してたわねーという感じで、買ったけどそんなにヘビロテしてなくて、その流れで
アルバムもあまり期待してなかったんです。
が、今回のアルバムi album -iD- は、凄く良かった!
「こんな面白い曲が歌える人たちなんだってこと、アルバムを買うくらいのある程度
ディープなファン以外には知られてないんだ、もったいない!」と勝手に焦ったり(笑)。
だって、まったりシングル曲より、このアルバムの表題作の-iD- という曲なんて
数十倍クオリティ高いです。少なくとも、剛くんと光一くんのハモリ(両方が
上下入れ替わったりおいかけっこするように歌ったり)と歌声の個性がはじけてるし
サビが特徴的で、似た曲が無さそう!って感じの個性的なリズムと不思議な音階が
印象に残る感じ。これをシングルにして歌番組で歌いまくったら「キンキカッコいい!」と
ファン以外も思ったり、するかも…と、どの番組でも棒立ちで一本調子な歌を
歌ってる印象が強かった今年のキンキを振り返って思いました。
来年は、シングルもゴージャスで面白くて華のある曲でリリースして欲しい。
せっかくの10周年なんだし。

他に気に入った曲は、1曲目の(間違いなくコンサートの頭かアンコールのトップに
来そうな)「真冬のパンセ」と、8曲目の、小粋に韻を踏んだほろ苦系の「Black Joke」。

ちなみに、アルバムのタイトルは
Kouichi Dohmoto
Tsuyoshi Dohmoto
ふたりの真ん中イニシャルだとか。
by tohko_h | 2006-12-19 04:48 | favorites