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2007年 10月 22日 ( 2 )

一時、読書運(好みの本に当たる運)がイマイチだったのですが
今月に入ってから、怒涛の横山秀夫ウェーブが来たり、
その合間に昔の漫画読み返したり、なかなか充実した本との時間を
楽しんでいた今日このごろ。久々の当たり!の新刊に出会いました。

大当たり、と言ってもいいでしょう!!!

帰り道で読む本がなくなり、途中下車した池袋で飛び込んだ書店。
待ち合わせの時間(家人とふぐを食べる約束をしたので…
白子はまだありませんでした、玄品ふぐ、また行かねば!)が
迫っているので、新刊コーナーの平積み本をざーっと見ると、
飛び込んできたのがこの1冊。
カバーのデザインと、帯のあらすじで即決してみました。
時間に迫られての賭け、でもあったのですが・・・
14歳から23歳までの、ヒロインの成長を描いた、みたいに書いて
あったので。そう、私は、成長小説(Bildungsroman=
ビルドゥングスロマン)フェチなのです。ひとりの人間の心の軌跡を
丹念に綴った個人の内面の歴史、みたいな話が大好き。
というわけで、ふいに出会って読み始めたら面白くて、ふぐを食べて
帰宅してすぐに残りを一気読みしてたらあらあらこんな時間。
でも書く。

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「グラデーション」
永井するみ
主人公の真紀の14歳から
23歳までの10年間の
成長を描いた小説、と
一言でいえてしまわなくも
ないのだけど、そう言って
しまうと、やたら前向きに
転んでも転んでも負けない、
あたし頑張る、的な
スポ根路線の青春って
イメージなくもないので、
あえて「成長」という前向きな言葉は避けてみる。

真紀の、躊躇い、戸惑い、憂鬱、・・・と画数が多い漢字が
ぞろっと揃ってしまうけれど、そういう、日常生活を送っていくときに
感じて嬉しくはないけど、けして避けられない感情を掬い上げて
温かくなりすぎず、かといって突き放しもせずに描いた物語、と
いえばいいだろうか。

最初の章で、14歳=中学2年の真紀は、戸惑っている。
カッコいいけど今までなんとも思っていなかった先輩男子に
一緒に帰ろうと言われ、肩を並べて校門を出るのだが、
親しい女の子としゃべりながら帰ったほうが楽しいと感じてしまう。
周囲は、夏の学年キャンプで誰に告白するかみたいにじわじわと
盛り上がりつつあるのに・・・

高校では、ぎこちないながらも初恋を経験して、やはり
躊躇ったりしている真紀。しかし、その顛末は少し苦い。
更に、華やかで明るい6歳年上の姉と自分の個性の差に
少し悩んでもいる。

たまたま運良くストレートで合格できた大学に入ったら、
周囲があまりにも「これやりたい」「ああなりたい」というのが
はっきりしすぎていて、未定、白紙のままの自分を恥じるような
気分になって、教室の居心地も微妙になって少し憂鬱になってる
18歳の真紀には思い切り感情移入して読んだ。私も、
自己主張の強い同級生たちに囲まれて、どうしたらいいか
何を言いたいのかわからず、曖昧に、きっとそれゆえにぼんやりと
印象の薄い顔で笑っていただけだったな、とふと思い出して、
ページをめくる手が何度か止まった。

つまり、ひとりの少女が、中学、高校、大学を経て、
大人の階段上る~というところまでがこのお話のすべてである。
恋、友人や家族のやりとり、進路の悩み、どれも皆、ありふれている。
新聞や雑誌に載るような大事件なんてひとつも出てこない。
だからこそ、自分や近くの友達にどこか重なって、こんな気持ちで
迎えた日があったな、と、過ぎし日を振り返らされている。
それも、強引に首を捻じ曲げて振り向かされる、のではなく、
自然と、あれ? こうだっけ?と振り返ってる感じ。
その感じが恋しくて、何か人生で大きな転機でも小さな変化でも
日々つづく暮らしの中でちょっと一息つきたいときに、何度も
読み返す・・・それだけの魅力と値打ちがある本だと思う。

そして。
最終回の真紀より10歳年を重ねている自分としては、ぜひ彼女の
次の10年も知りたい、とも思うのでした。

(自分的プライス)
定価¥1680(税込)→自分的プライス¥1848(110%)

字もさほど詰まってないしすぐ読めるボリューム。
装丁もシンプルだし、というわけで、すごくお値ごろ感があるとは
いえないけど、内容がよかったこと、何度も繰りかえして読んで
いくだろうというこれからを考えて1割増で。
by tohko_h | 2007-10-22 23:57 | reading

月曜日の朝は、スパモニに橋下弁護士が出るって判っていても
やっぱり若干、憂鬱。 今から1週間でさばくべきあの原稿、
この問い合わせ、その書類、と走馬灯のように(???)あれこれが
脳内をグルグルしちゃいます。

が、しかし。

朝方4時までおきていたにも関わらず(眠れずについ見た映画
(録画しといたやつ)がまたつまらなくて…「容疑者室井慎次」って
ホントに踊るシリーズの人がシナリオ書いたの?と思っちゃうほど
テンポが悪かった)、8時5分前におきてテレビをつける。
夫が起きるとなんとなくフジテレビにされちゃうので、
さっとテレビ朝日にあわせて8時からスパモニ。

あら、珠ちゃん今頃夏休みかーお疲れさまーと司会の女子アナが
違うのに気づきつつ、まだ半分寝ぼけておりました。

が。

それから数分後・・・一瞬で目が覚める。

コメンテーター席の橋下弁護士から目が離せなくなる(←いつも
そうじゃないのか、といわれたらそんな気もするが(笑))。

明るいグレー(今年のトレンドカラーをさりげなく取り入れ中?)の
ジャケットのインナーのカットソーっぽいやつが・・・

ハ、ハ、ハクショーン←違うそれは大魔王

ハ、ハ、フー←そ、それはお産(ヒ、ヒ、フーだっけ?)

いえ、改めて。

ハ、ハ、ハ、ハイネック・・・

キタ(着てた)━━━(゜∀゜)━━━ッ!!

そうです、ジャケットの中にはハイネックが(♪ポケットの中には
ビスケットが~のメロディで)!

黒っぽいハイネックのカットソーでした。

私は橋下弁護士のハイネック着用姿がとても好きです(突然
真面目な文体で書いてみるが)。

他の服だと好きじゃなくなるとかそんなわけ絶対なくて、
ただ、特に、秋冬だとツボなのが、ハイネック姿なのです。
しかも、昨シーズンは1度も見られなかったその姿なので
(それならそれでデコルテ萌えでVネックに賭ければ良いのだが)
まさに、

や っ と 会 え た ね ・・・ (辻仁成) 状態です。

しかもメガネのレンズは最近カラーレスが多かった印象ですが
久しぶりにやや色つきの遊び人風でした(と書くと貶めているようですが
自分的に絶賛です(強調))!!

しかも、最近、本業の方がシリアスな展開になられているせいも
あるのか、30代後半に差しかかられている年齢のこともあるのか、
表情というか顔のたたずまいが、キュート路線からクール路線に
いい感じでシフトされていて、このままどんな素敵な40代とかに
なっちゃうんだろうと末楽しみ(末恐ろしい、じゃなんだから)で
なりません。

福山氏の白衣×メガネにも冷静に「ガリレオ」を普通に「あら、
面白いじゃない?」と比較的クールに見ていた私ですが
朝っぱらから小躍り(脳内のみ)しましたよ。
朝からイケメンパラダイスです。

というわけで、今週の出だしは快調、な予感。

皆さんも素敵な1週間を!!←といいつお給料日前の一週間、
正直財布はしんどい(笑)。ボロは着てても心は錦、
財布は軽くても心は充実、の心構えでがんばります。
by tohko_h | 2007-10-22 11:42 | HashimotoGovernment