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2008年 10月 06日 ( 2 )

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「瑠璃でもなく、玻璃でもなく」
唯川恵
美月、27歳。
妻のいる人と人に言えない
恋をしている。
英利子、34歳。
夫を愛しているが、結婚の先に
何があるか見えなくなっている。
そんなどこにでもいるような
ふたりの女性の人生は、ひとりの
男を支点として、クロスする。
英利子の夫は、美月の不倫相手
だったのだ・・・


ひとりの男とふたりの女のよくある三角関係の構図なんだけど、
唯川さんにかかると連続ドラマ1本以上の読み応えがある。
本当に、女同士のあれやこれや、の安定した描き方は、いつ読んでも
すごい、と思う。林真理子さんは意地悪すぎる(いい意味でだけど)し、
内館さんのは、極端な例なんだろうなーっていう部分が多く
(ドラマの作家さん出身だから、演出映えする激しい描き方を
敢えて選んでるのだと思うけど)、たまに読んでいて胸やけを
してしまうのだが、唯川さんの描く「ずるさ」「意地悪さ」「セコさ」
そして「切なさ」は、適正な感じ、というか、日常を逸脱しない範囲で
これくらいの感じ方は皆したことがあるかもーというリアリティ加減が
絶妙といえよう。古臭い言葉だけど、等身大の女性像がそこにいる感じ。

やがて、「彼と愛し合ってればいいの」と思っていたはずの美月が
友達の結婚話や親の催促を聞いているうちに「彼と結婚したい」と
思うようになる。そのタイミングで、英利子は、結婚して仕事をやめていた
4年間のブランクを経て再就職。自分の居場所を家の外でも
見つけつつあった・・・
そんなふたりにはさまれた男の言動のあいまいさ(若い美月と恋愛
しつつも、仕事にハマっていく妻に「そろそろ子供作ろうか」と突然
言い出したり・・・一見矛盾しているようで、自然なんだろうな、彼の中では)と
あわせて、じわっとぐらついていくふたりの女の心情がどちらもわかる。

幸か不幸か、私は恋愛経験も少なくて、不倫もしたことがないの
だけど(なので、これからしたら、自分が既婚者側なんですよねー。
独身女子として既婚の男性を想った事が1度もなかったから)、
美月の「私だって幸せになりたい」という気持ちもなんかわかっちゃうし、
専業主婦の経験はないけど、英利子の「好きな人と結婚して毎日
暮らしていて何も不満はないのに、モヤモヤする気持ち」も、読んでいて
他人ごととは思えなかった。

というわけで、日本でふつうの女として生きている自分にとっては、
SATCやアラフォーと比べて、かなり近い世界を描いている物語
だったので、友達の話でも聞いているように読みました。
by tohko_h | 2008-10-06 18:21 | reading

家庭内山形物産展

旦那氏はあまりお土産を買ってこない人。
人にものをあげるのももらうのもあまり関心が無いタイプなので、
何かこの人にもらおうと思ったら、タイミングよくしつこくなりすぎない
ようにお願いしないと、まず、無理(笑)。

そんな彼が、山形に出張する、というので、前日「牛肉どまん中が
食べたいなー」と言ったら、買ってきてくれました。米沢牛と
山形のおコメ「どまんなか」で作られているそうです。
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山形新幹線開通記念として作られて以来人気のこのお弁当、見た目は
ちょっと、伊勢丹あたりで売られている今半のすき焼き弁当に似てます。
味付けも甘めで、牛肉のおいしさを感じられる味。
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更に、地元のスーパーで玉こんにゃくを買ってきて、自分で煮付けた旦那氏…
旅先で地元のスーパーに行くクセといい、出張帰りで疲れていても
台所に立つ根性といい、立派な主婦です、あなたは・・・。私が出張から
帰ってきたときなんて「おなかすいたー何か食べたい!」だもん(笑)。
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ちなみにこれもお土産(地元スーパーにて、だそうです)。どん兵衛の
芋煮味。フリーズドライのプチさといもも入ってました。タレは、甘みの
あるしょうゆ味で、おいしかったです。他にもあるのかな、地域限定の
どん兵衛…気になります。
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by tohko_h | 2008-10-06 08:14 | eating&drinking